Book In Life 迷子の本棚

読書で心を癒しましょう。テーマにあった本や映画の紹介と、その本や映画を通じて考えたことをアレコレ書いています。本に出てくるお料理の再現にも挑戦しています。

人生の主役になるまでは、終われない 

先週、友人の書棚に読みたいと思っていた本が並んでるのを見つけて、さっそく借りて読みました。

電車広告を見て気になった本でしたが、「4回泣けます」という気になるキャッチフレーズで映画化されたものだから、先に映画を観てしまったんです。

どの本かお分かりになりましたか。

映画「コーヒーが冷めないうちに』(塚原あゆ子監督、有村架純さん主演) 

コーヒーが冷めないうちに

どんなお話かというと...

舞台は、コーヒーが冷めるまでのわずかな時間だけタイムトラベルできるという喫茶店「フニクリフニクラ」。過去に戻っても、現実は変えられない等々のルールがありますが、それでもタイムトラベルしたいと訪れるお客さんの話。

ひとつの舞台に入れ替わり立ち替わり現れる人々の人生を描き、舞台でその人々を迎える側も人生ドラマを目撃する中で成長するという、弁護士事務所だったり、病院だったり、連ドラでよく見かけるスタイルです。 

映画には、原作にないストーリーがあった

さらに続編の『この嘘がばれないうちに』と『思い出が消えないうちに』も続けて読みました。読みやすかったこともありますが、映画と小説のストーリーが異なる部分が気になりまして。

原作小説の章タイトルはこんなです

  • 第一話『恋人』結婚を考えていた彼氏と別れた女の話
  • 第二話『夫婦』記憶が消えていく男と看護師の話
  • 第三話『姉妹』家出した姉とよく食べる妹の話
  • 第四話『親子』この喫茶店で働く妊婦の話

4つの心温まる話があることから、映画のキャッチ「4回泣けます」が出てきているわけなんですが、4つ目の話はどちらも親子の話なれど、まったく違うのです。

映画では、有村架純さん演じる喫茶店でコーヒーを淹れてくれる数ちゃんの話。それまでのお客さんたちの視点から、タイムトラベルに送り出す側に視点が移って、幕引きを迎える大事なストーリーです。

あの感動のストーリーはどこへ?と先へ先へと読み進めたのですが、まさかの映画版のオリジナルだったようです。

原作

川口俊和さんの『コーヒーが冷めないうちに』 

コーヒーが冷めないうちに

コーヒーが冷めないうちに

 

人生の主役になるまでは、終われない 

原作では、コーヒーを淹れてくれる数ちゃんは脇役に過ぎず、喫茶店に居ついているワンピースの幽霊の関係は、二作目『この嘘がばれないうちに』にようやく出てきます。一作ずつ、少しずつ、進んでいくのだとおもいます。

映画の喫茶店「フニクリフニクラ」と数ちゃんは、次のステージに進んだので、ストーリーエンド。小説の方は、まだ進んでいないので続いていきます。

 

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ここまで読んでくださって、ありがとうございました。