Book In Life 迷子の本棚

読書で心を癒しましょう。テーマにあった本や映画の紹介と、その本や映画を通じて考えたことをアレコレ書いています。本に出てくるお料理の再現にも挑戦しています。

ウィルスが終息した後の世界 -人づきあいが変わるかも

今、社会は転換期を迎えています。

イベント自粛に始まり、営業自粛、外出自粛へと。仕事の仕方、生活の仕方の変更が余儀なくされていることは言うまでもありません。私たちは、変化を受け入れ、その上で、最善を探していくのです。

変化を促す要素として、特に気になるのは「ソーシャル・ディスタンス2m」。

もちろん、ウィルスが収まれば、隣の人の距離をとやかく言うことはなくなるわけですが、無意識下にすりこまれた習慣の影響力は計り知れません。

人との距離を2m空けることに慣れたら、人混みを従来よりも息苦しく感じるようになることが予想できます。

レストランやカフェの席の感覚は広くなり、映画館のように事前予約が主流になって、行列を作って待つことはなくなるかも。ライブなどは、ボックス席化して一緒に行った人と楽しむもので、見知らぬ人と一体感を味わう機会はなくなるかもしれません。

ビデオ通話のようなデジタル化が加速して、遠くにいる知人とつながれるようになる一方で、偶然の出会いは起こりにくくなります。 

知らない人と話す機会が減ると、道で困っている人を見かけても、勇気が出なくて声をかけられないかも。いやいや、見知らぬ人とは距離を取ろうとするから、困っていることにさえも気がつかないかも。

新しい出会いの少ない社会には、孤独感が漂います。何か事件が起こってから、「まぁ、すぐご近所でそんなことになっているなんて知らなかった」という後悔の言葉が聞こえてきそうです。

だからここで提案です! 

街中や道の向こうから、人が近づいてくるのに気がついたら、公園に入ろうとして既に何人も人がいることに気づいたら、「あっ、2mをきってしまう」と移動にかかる前に笑顔で会釈をしたり、手を振ってみませんか。

先日、ひとりで悩みを抱える人たちのために何ができるかという話で、挨拶ができるという回答になるほどと思ったのです。やたらめったら、話しかけるのは大変だし、話しかけられる方も迷惑に感じるかもしれません。「おはよう」「こんにちは」という挨拶だけなら、話題も考える必要もないし、嫌がられる心配もありません。

そして、ここが大事なのですが、たとえ挨拶だけであっても、つながりがあれば、何かあったときに助けを求めたり、相談するハードルがグッと低くなります。

ほら、遠くの親戚よりも近所の他人って言うでしょう。

遠くの人とつながるのもいいけれど、身近な人とのつながりを大事にしていきたいと思います。

 

ここまで読んでくださって、ありがとうございました。