Book In Life 迷子の本棚

読書で心を癒しましょう。テーマにあった本や映画の紹介と、その本や映画を通じて考えたことをアレコレ書いています。本に出てくるお料理の再現にも挑戦しています。

いま、医療現場のためにできること

新型ウィルスの拡大とともに、医療崩壊の危機が報じられています。

患者数の増加に対応できず、医師や看護師が疲弊しているのだと。まるで野戦病院ではありませんか。

いま、医療現場のために何ができるのでしょうか。 

 

白川優子さんの『紛争地の看護師』

国境なき医師団の看護師である著者のシリアや南スーダンパレスチナなどの紛争地域で医療活動の体験エッセイ。

紛争地の看護師

国境なき医師団の活動のほかにも、白川さんが国境なき医師団に参加するまでの経緯、派遣先でマットレス一枚分のプライベート空間の中を見られないように工夫した話、日本にいる恋人とのすれ違いの話なども盛り込まれています。私たちと変わらない、ごく普通のひとりの日本人女性だということが分かります。

自らの命を危険にさらして、医療活動に尽くす医師や看護師は、神様にもスーパーマンにも思えてきますが、実際は普通の人です。違いがあるとすれば、崇高な使命感を抱いているところ。

医療に国境はない。私は本当にそう思っている。7歳の頃に「国境なき医師団」を初めて知った時も、実際に活動を始めて8年が経過した今もその思いは変わらない。

国、国籍、人種を超えた、同じ人間としての思い。報道にもならない場所で、医療を求めて(または医療が届かずに)泣いている人々の痛みや苦しみを見過ごすことは、やはり私にはできない。

日本だったら、先進国の病院だったら助けられたのにと、嘆きが語られています。

医師や看護師の不足。医療品の不足によって、救えるはずの命を逝かせてしまう。これは、私たちが今、目の前にしている医療崩壊の状況も同じです。

私たちの命を救うために闘ってくれている医療現場のために、何ができるか。

寄付、ボランティア、食事の提供など。思いつくことは、いろいろあるけれど、何よりも患者にならないことが大事。

大変な医療現場の負担を増やさないためには、ウィルス感染を避けるのは無論のこと、普段以上に健康管理に気を配って、ケガもしないようにしないと。

一日も早く、平穏な毎日になりますように。

 

 

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ここまで読んでくださって、ありがとうございました。