Book In Life 迷子の本棚

読書で心を癒しましょう。テーマにあった本や映画の紹介と、その本や映画を通じて考えたことをアレコレ書いています。本に出てくるお料理の再現にも挑戦しています。

「結婚」という言葉は感情を刺激します

あなたは、友だちの結婚の知らせを聞いて、何を想いますか。

人生に大きな影響を与える出来事をライフイベントと言います。 

結婚はライフイベントのひとつ。結婚した方がいいのか、独身の方がいいのか。相手はこの人でいいのか。いろいろ考えますよね。

結婚が他のライフイベントとは大きく異なるのは、そのニュースを聞いた周りの人にも、考えさせるところです。

きょうは、結婚の知らせの波及効果を考えます。 

 

五十嵐貴久さんの『あの子が結婚するなんて』

32歳の七々未は、中学時代からの親友、美宇の結婚が突然決まって動揺します。結婚は自分の方が先だと思っていたのに。奥手で太めで、男子と話もできなかった子に先を越されるなんて。

親友の幸せを祝福する気持ちとうらやましさが入り交じった想いを抱えながら、結婚式や披露宴、二次会の準備に駆り出されて大忙し。カッコイイ新郎のいとこが登場して恋の予感。七々未は、巻き返しできるのでしょうか。 

あの子が結婚するなんて

あの子が結婚するなんて

 

『あの子が結婚するなんて』には、結婚をうらやむ女性たちと結婚で見返しそうとする女性の姿が描かれています。

なにか生活がうまくいっていないとき、他の人の幸せを見るのはつらいし、何度もそんな想いを味わったら、一度くらいは反対側に回ってみたくなります。意地悪をする言い訳にはならないけれど、誰にでも芽生える黒い感情です。

結婚は幸せを保証するものではないけれど、それでもやっぱり、結婚は幸せの象徴。結婚の知らせは、心の弱いところを刺激します。

 

瀧羽麻子さんの『はれのち、ブーケ』

大学のゼミ仲間、理香子と裕人の10年越しの付き合いが実った結婚式。
二人の門出を前に友人たちは大学時代を懐かしく振り返りつつ、自分の結婚や人生に想いをはせます。 

はれのち、ブーケ (実業之日本社文庫)

はれのち、ブーケ (実業之日本社文庫)

 

結婚するかしないか。結婚するならいつ誰と?仕事やキャリアは?どこに住む?子どもは?結婚という選択は、人生を左右するさらなる選択を連れてきます。 

だから、結婚したい人も、したくない人も、結婚した人も、してない人も、「結婚」という言葉を聞いただけで、そういったもろもろの選択を思い浮かべて、感情が刺激されてしまうものなんです。

 

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ここまで読んでくださって、ありがとうございました。