Book In Life 迷子の本棚

読書で心を癒しましょう。テーマにあった本や映画の紹介と、その本や映画を通じて考えたことをアレコレ書いています。本に出てくるお料理の再現にも挑戦しています。

主婦の話に耳を傾けてください

あなたは「主婦」と聞いて、何を思い浮かべますか。 

主婦とひとくくりにまとめられがちですが、いろんな女性がいるように、いろんな主婦がいて、それでいて似通った悩みを抱えていたりします。

きょうは、主婦をテーマに紹介します。 

 

藤本ひとみさんの『快楽革命オデパン』

真織は上流階級のマダム。高宮企業グループ総師の娘で、グループ役員子息の社交グループ「オデパン」の女王として君臨しています。富とステイタスに恵まれ何不自由ない生活を送りながらも、変化のない毎日に飽いているところに、高宮グループの腐敗を告げるメールが届き、真織は立ち上がります! 

快楽革命オデパン (文春文庫)

快楽革命オデパン (文春文庫)

 

真織は、セレブに憧れてシンデレラストーリーを狙う女性に「遊んで暮らすセレブ生活なんて幻想よ」と諭します。

どんなものにもプラスとマイナスがあるわ。どんな暮らしにも、その暮らしなりの大変さがあるの。決して楽じゃないのよ。

人がうらやむ生粋セレブの真織ですが、心が満たされず、自分の生き方を見直し修正したいと考えています。

かつては、真織も似たようなことを思ったものだった。結婚こそが自分をこの環境から解放してくれると。だが、それは違っていた。

自分の望みをかなえてくれるものは、たぶん自分の力だけなのだ。自分の力でやり遂げなければ、いつまでたっても望みは叶わない。

家事を担う既婚女性が主婦の定義ですが、結婚にしあわせを託した女性と言い換えてもいいかもしれません。

 

夏石鈴子さんの『逆襲、にっぽんの明るい奥さま』

こちらに登場するのは庶民階級のマダムたち。夫や息子にイライラしたり、ご近所やママ友とのお付き合いに苦労したり、主婦の本音を詰め込んだ短編集。少し毒があります。 

逆襲、にっぽんの明るい奥さま (小学館文庫)

逆襲、にっぽんの明るい奥さま (小学館文庫)

 

 がんばれ、主婦。がんばれ、マダム。

  

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ここまで読んでくださって、ありがとうございました。