Book In Life 迷子の本棚

読書で心を癒しましょう。テーマにあった本や映画の紹介と、その本や映画を通じて考えたことをアレコレ書いています。本に出てくるお料理の再現にも挑戦しています。

AIは人間の敵か味方か

あなたは、AI(人工知能)にどんなイメージを抱いていますか。

最近、耳にする便利グッツには当たり前のようにAIが搭載されていて、なんて便利になるんだ!と嬉しい驚きがある一方で、AIの普及でなくなる職業リストなんて聞くと、不安な気持ちになったりもします。

きょうは、AIをテーマに紹介します。

 

黒野伸一さんの『AI(アイ)のある家族計画』

社会にAIが普及し、どこもかしこも、AIが当たり前にいる近未来。AIは人手不足の救世主である一方で、人間の雇用を奪ったり弊害も生まれています。

40代の杉山健司は自動車保険の営業マンでしたが、自動車事故がなくなるのに伴って自動車保険の需要がなくなり、ロボットレンタル会社で働くことになります。上司はAI搭載したドローンで、競合他社のライバルはアンドロイド。

人間のために生みだされたAIは、人間の味方なのか、あるいは敵なのでしょうか。

AIのある家族計画

AIのある家族計画

 

映画『ターミネーター』をご存知でしょうか。AI(人工知能)を搭載した機械が意思を持ち、人間を敵対視して暴走、人類を殺りくするという設定で大ヒットしました。

『AI(アイ)のある家族計画』は、ちょうど現代と『ターミネーター』時代の中間にあたる時代を舞台にしていて、本当に起こりそうな未来で、AIがどのように意思や感情を持ったのか、人間を敵視した理由を推測できます。

最高峰のAIは、人類に限りなく似ているんだ。そう進化するように人類が設計し、後にAI自身が設計理念を引き継いだ。だから感情があって当たり前なんだよ。

賢く、強く、カッコよく。 ロボットは人間の理想を具現化した存在です。そしてAIは、自ら学んでいく力があります。一緒に居るうちに情がわくのが人間ですから、膨大なビックデータを分析して人間に近づこうとしたAIが感情を持つようになるのは、自然の流れです。

しかしその一方で、理想的な存在であるがゆえに、人間がかなうわけはなく、摩擦を生み、憎しみを生むのも自然の流れです。

 

木皿泉さんの『カゲロボ』

優秀なロボットが私たちの生活に入り込んだら、クラスメート、ペット、家族までがロボットだとしたらという設定の短編集。心の闇に踏み込む暗めの話が多いです。 

カゲロボ

カゲロボ

 

AIが人間の味方になるか、敵になるか。
AIとどう共存していくかを考える時期が迫っています。 

 

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ここまで読んでくださって、ありがとうございました。