Book In Life 迷子の本棚

読書で心を癒しましょう。テーマにあった本や映画の紹介と、その本や映画を通じて考えたことをアレコレ書いています。本に出てくるお料理の再現にも挑戦しています。

相手を想う気持ちが「特別な縁」の始まりです

 「ご縁がある」という言葉に心ひかれます。決して信心深いわけではないけれど、大いなるものの導きだったり、特別なものに引き寄せられたり、そうやって良い方向に進むきっかけがもたらされることを信じているのかもしれません。  

 

畠中恵さんの『むすびつき』

江戸の廻船問屋、長崎屋は妖と縁が深くて、病弱な若だんなが暮らす離れは、妖のたまり場になっています。鳴家、貧乏神、付喪神、猫又、悪夢を食べる獏。

そういえば、200年前はどこで何をしていたかしら。 人間は妖と比べて短命だけれど生まれ変わるから、前世の若だんなとも縁があったに違いないと話し合います。

むすびつき しゃばけシリーズ 17

鈴の付喪神である鈴彦姫は、貧乏神の金次が生まれ変わる前の若だんなに会っていたことを知って、うらやましがります。

若だんなには前世の記憶がないし、たとえ会えていたとしても、前世とは顔かたちが変わっているから、妖たちに分かるとは思えません。

それでも、鈴彦姫は、前世での出会いがあってもおかしくないと主張して、自分が関わりの会った過去の人物と若だんなのつながりをしらべます。

特別な縁があったと思いたい、生まれ変わっても一緒に居たいと願う気持ちは、相手を好きになってこそ、生まれる感情です。だから、そんな気持ちになる人と巡り合えたなら、それが特別な縁があることの証に違いありません。

このブログを通じて、あなたとつながった縁を大事にしていきたいと思っています。これからもよろしくお願いします。

 

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ここまで読んでくださって、ありがとうございました。