Book In Life 迷子の本棚

読書で心を癒しましょう。テーマにあった本や映画の紹介と、その本や映画を通じて考えたことをアレコレ書いています。本に出てくるお料理の再現にも挑戦しています。

父親の育児は、母親とは違うのかな

間もなく、父の日ですね。あなたのお父さんの思い出にはどんなことがありますか。

きょうは、お父さんの育児をテーマにご紹介します。

 

川端裕人さんの『おとうさんといっしょ

育児は半分ずつ。洋介は、職場復帰する妻に代わって育児休暇を取得します。精一杯奮闘しますが、娘は昼間いない妻の方をより慕います。おっぱいがあるから母親は特別なんだ。娘を振り向かせようと、洋介はこっそり作戦を練ります。

男性目線で書かれた育児ストーリーが新鮮です。 

おとうさんといっしょ (新潮文庫)

おとうさんといっしょ (新潮文庫)

 

日本では、まだまだ 育児は女性がするという考え方が主流で、育児をする男性は育メンなんて特別な呼び方をされています。でも、当の育メンからすると、自分の子供なのだから世話をするのは当たり前で、楽しんでいたりします。

結局のところ、子供と過ごす時間大切におもうかどうかに掛かっています。 

 

坂木司さんの『ワーキング・ホリデー』

元ヤンでホストのヤマトの前に、突然、息子を名乗る小学生が現れ、お父さんのことを知りたいと居座ってしまいます。ヤマトは、宅配便「ハニービーエクスプレス」のドライバーに転身し、父子の夏が始まるというストーリー。

ワーキング・ホリデー (文春文庫)

ワーキング・ホリデー (文春文庫)

 

ヤマトは、学歴も金もなく、言葉遣いもなっていなくて、一般的な父親像からかけ離れています。息子の進は、会う必要のない不良が父親だと言われたのに会いに来ます。

悪い人かどうかなんて、そんなの会ってみなきゃわからないよね。

だからぼく、自分の目で確かめに来たんだ。

子供は、父親が理想的な人物だから慕うわけではありません。

なりそこないの父親のヤマトが教えられることは何か。モテのプロであるホストのヤマトは、モテる極意を教えることにします。

私たちは、ひとりひとり異なったユニークな存在。ひとりひとり異なる父親像があっていいと思います。その人らしいのがカッコいいのですから。

 

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ここまで読んでくださって、ありがとうございました。