Book In Life 迷子の本棚

読書で心を癒しましょう。テーマにあった本や映画の紹介と、その本や映画を通じて考えたことをアレコレ書いています。本に出てくるお料理の再現にも挑戦しています。

涙が止まらないときにすること

 悲しくて涙が止まらないとき、あなたはどうしますか。

どうしたら落ち込んでしまう気持ちをすくいあげることができるのでしょうか。

 

川村元気さんの『世界から猫が消えたなら

余命宣告を受けて絶望している僕の前に、悪魔が現れ「この世界から何かを消す。その代わりにあなたは1日の命を得ることができる」と持ち掛けてきます。

僕が取引に応じると「電話と引き換えに1日の命です、最後にね1回だけ消すものを使ってもいいですよ」悪魔が選んだものを1回、味わっては世界から消す日々が始まります。電話、映画、時計、そして猫。

失うことで大切さに気付く感動のストーリーです。

世界から猫が消えたなら (小学館文庫)

 

悪魔と取引をした僕は、この世界を去らなければならない哀しみから逃れますが、代わりに、この世から消されるものと別れるという哀しみに直面し続けることになります。

そして、子供の頃に涙が止まらなかったときに、亡くなったお母さんに言われたことを思い出す場面が出てきます。

「そのままゆっくりと目をつぶって」

僕は泣きながら目をつぶる。暗がりの中を悲しみが黒い渦となって、ぐるぐると回っているように見えた。

 

「じゃあ次は笑顔をつくって」

ゆっくりでいいのよ、という母さんの声に励まされ、僕は1分ぐらいかけて無理やりな笑顔を作った。

 

「じゃあまたゆっくりと目をつぶって」

無理やりな笑顔で目をつぶった僕の心はなぜだか穏やかで、黒い渦はもう見えなくなっていた。そして闇の中に朝日が昇るように、クリーム色の優しい光が広がっていく。その光を見ていると、しだいに僕の心は温かくなり、優しい気持ちに包まれていく。

 

これは本当かしら?と思ったので、やってみました。

目をつぶって、ニイっと、つくり笑顔を浮かべてみたら、
なぜだか、自然にあごが上がってきて、
そして、気持ちが少し、上向いた気がしました。
息を吸うたびに、心の底から力が湧き上がってくる気がしました。

 

あなたも、ぜひ試してみてください。これは効くかもと感じたら、あなたの涙が止まらないときにもやってください。 

 

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ここまで読んでくださって、ありがとうございました。