Book In Life 迷子の本棚

読書で心を癒しましょう。テーマにあった本や映画の紹介と、その本や映画を通じて考えたことをアレコレ書いています。本に出てくるお料理の再現にも挑戦しています。

料理男子がカッコイイ

あなたの周りには、料理が得意な男性はいますか。

昔は「男子厨房に入らず」なんて言葉を聞くことがありましたが、いつの時代にも、腕の良い男性料理人はいて、彼らのお店が大層繁盛していることを考えると、料理をしない男性の言いわけでしかなかったような気がします。

きょうは、料理男子が登場する本を紹介します。

 

瀧羽麻子さんの『うちのレシピ』

レストラン 「ファミーユ」の料理人助手の啓太君とシェフの一人娘、真衣ちゃんが結婚することになります。ふたりの結婚をきっかけに、ふたりとふたりの家族は過去の出来事を思い起こし、そこにはいつも美味しいご飯があったという6つの心温まるオムニバスストーリー。

啓太君のお母さんはバリバリのキャリアウーマンで、お父さんの方が家事に長けています。啓太君はお父さんの影響で料理好きになり、一般企業の会社員になった後も、料理人になる夢を諦められず、「ファミーユ」で働くに至ります。 

うちのレシピ

うちのレシピ

 

食事は、私たちの生活に欠かせないもの。 誰が料理に興味を持っても不思議はありません。料理は女性がするものとか、男性が台所に入るべきではないとか、性別を持ち込むのはナンセンスです。

 

西條奈加さんの『お蔦さんの神楽坂日記』シリーズ

神楽坂で暮らす元芸者のお蔦さんと孫の望の人情味あふれる日常ミステリ。

このふたりの家、滝本家では代々、男が料理をすることになっていて、そもそも望はお蔦さんの食事の面倒をみるために一緒に暮らしているのです。ストーリーの途中途中に挟まれる、望がつくる献立や美味しく作るコツも楽しめます。 

みやこさわぎ (お蔦さんの神楽坂日記)
 

ところで、第三作目の『みやこさわぎ』に「僕は(中略)掃除も洗濯も料理も、妻よりよほど上手です」と自分の奥さんをけなす男性がでてきます。お蔦さんに得意料理はと聞かれて、パスタと答えたのに対して、こんなことを言われています。 

「多いんですよね、男性は。料理ができると、ほざく男に限って、得意料理をきくとパスタとこたえる。具とニンニクさえ加えれば、誰でもそこそこの味になるってのにねえ」

「考えてもごらんな。料理上手を自負する女性が、パスタをいちばんにもってくるかい?逆にパスタとこたえたら、『たいして料理ができない』と言っているようなもんじゃないか。それすら気づかず、自慢げにパスタとこたえる男は、びっくりするほど多くてね」

料理男子、カッコいいです。でも、 盛りすぎは禁物です。

 

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ここまで読んでくださって、ありがとうございました。