Book In Life 迷子の本棚

読書で心を癒しましょう。テーマにあった本や映画の紹介と、その本や映画を通じて考えたことをアレコレ書いています。本に出てくるお料理の再現にも挑戦しています。

過去は忘れた頃に戻ってきます

考えても考えても、答えが分からなかったことが、後日、ふとした瞬間にひらめくことがありますね。頭の中に放り込まれた疑問は、答えがみつかるまで、無意識下で探し続けているようです。

きょうは、忘れていた過去が戻って来る話を紹介します。

 

大崎梢さんの『忘れ物が届きます』

不動産会社の営業マンの小日向は、訪問した客先の主人から「君のことを覚えている」と言われて、 小学生のときに巻き込まれた事件の真相に迫る推理を聞かされます。

小島は、床屋の世間話で10年前、近所で殺人事件があった日に息子を見かけたと言われます。息子は風邪で寝込んでいたのではなかったのか。

ふとした瞬間に、忘れかけていた過去の謎を解く鍵が手に入る、5つの短編。 

忘れ物が届きます (光文社文庫)

忘れ物が届きます (光文社文庫)

 

  

湊かなえさんの『リバース』

「深瀬和久は人殺しだ」深瀬は恋人が受け取ったという手紙を見せられて愕然とします。思い当たるのはひとつだけ。大学卒業の年に、ゼミ仲間5人で行った山で親友が亡くなったことだが、あれは事故として処理されたはず。他のゼミ仲間にも同様の手紙が届いていることが分かります。あれから三年経った今になって、誰が何のためにしているのか。深瀬は犯人を捜すために、亡き親友の軌跡をたどり、自分が知らなかった親友の姿を見つけ、そして驚きの事実に気づきます。 

リバース (講談社文庫)

リバース (講談社文庫)

 

 

『リバース』は、 藤原竜也さん主演でドラマ化されました。親友が亡くなった事件の謎かけが小説を上回るミステリに仕上がっていて見応えがあります。 

リバース DVD-BOX

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もう済んだ、終わったとおもっていたことが戻ってくることがあると考えると、「時効」なんてないのですね。過去があって現在の自分があります。

 

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ここまで読んでくださって、ありがとうございました。