Book In Life 迷子の本棚

読書で心を癒しましょう。テーマにあった本や映画の紹介と、その本や映画を通じて考えたことをアレコレ書いています。本に出てくるお料理の再現にも挑戦しています。

奇跡が起こる3つの条件

あなたが真面目に頑張っていることを見ている人は、必ずいるって信じています。 

 

村山早紀さんの『星をつなぐ手 桜風堂ものがたり』

月原一整は、東京にある銀河堂書店の書店員でしたが、ある事件をきっかけに職場を追われ、田舎の小さな書店、桜風堂にたどり着きます。大好きな本屋で働き続けられると喜んだのもつかの間、注目される新作の配本がなく、出版社の営業から相手されず、書棚を充実させようにも人手がなく、本屋の厳しい経営状況に直面します。

そこへ、銀河堂書店のオーナーから思いがけない提案が舞い込み、そしてそして。次々に優しい手が差し伸べられ、願い事がかなう言い伝えがある星祭りの日、奇跡が起こります。

優しい人ばかりが登場して、優しい気持ちになる癒し系ほっこり小説です。 

星をつなぐ手 桜風堂ものがたり

 

『星をつなぐ手 桜風堂ものがたり』を読むと、奇跡が起こる条件が分かります。

 

奇跡が起こる条件の1つ目

月並みだけれど、善人であることが最初の条件です。

一整が「こんなに運に恵まれてもいいものなのかな」呟いたとき、こんなことを言われます。

「月原、おまえは動いていたんだよ。何もしなかったわけじゃない。

おまえはその手を、あの桜報堂書店にさしのべ、守ったのさ。だから、おまえにも手がさしのべられたんだよ。

別に珍しいことじゃない。善人にはそれ相応の報いがあるってだけのことだろう?」

善人である当人は、誰もがやることだと考えているから、棚ぼた、ひょうたんから駒のように感じますが、実はそうではありません。

 

奇跡が起こる条件2つ目

2つ目の条件は、優しい手をさしのべるブームが起こることです。

優しい手の話を聞いて、自分も関わりたいと思う人は多いものです。善いことをするのにも勇気がいりますが、2人目、3人目になるにつれて、言い出しやすくなります。そして善いことに関わっている誇らしさで、他の人に話したくなるから、優しい手はどんどん出てくる展開になります。

 

奇跡が起こる条件3つ目 

最後が 実はいちばん大事な条件で、人を想うことです。

困っている人を助けたい 、自分を助けてくれた恩を返したい、恩を送りたいという想いを持つことがすべての奇跡の源です。

どうか、すべての優しい人々に祝福を

 

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ここまで読んでくださって、ありがとうございました。