Book In Life 迷子の本棚

読書で心を癒しましょう。テーマにあった本や映画の紹介と、その本や映画を通じて考えたことをアレコレ書いています。本に出てくるお料理の再現にも挑戦しています。

春です、春がやって来ます

立春に入りました。雪がチラつくこともあるけれど、 少しずつ暖かくなっていることが感じられて、良いことが起こるのではないかという期待感が膨らんできますね。

 

志川節子さんの『春はそこまで 風待ち小路の人々』

江戸の芝神明社門前町の外れにある風待ち小路。絵草紙屋の笠兵衛は跡取り息子の商売手腕を危ぶみ、生薬屋のおたよは遊び人の亭主に悩み、洗濯屋の息子の佑太は夫婦別れをした母親の交際相手が好きになれません。さらに新興商店街が出来て、風待ち小路の客足が減っていきます。さまざまな哀しみを抱えている中で、風待ち小路の人々は一歩前に踏み出します。

人情味豊かなオムニバス短編集。春は、静かに確実にやって来ます! 

春はそこまで 風待ち小路の人々 (文春文庫)

『春はそこまで』は、なごやかな祝宴でラストを迎えます。

 「ほんにあの時は、過ぎたるは及ばざるが如しだったなあ」

人生には悩みがつきもので、 悩んでいるときは苦しいけれど、悩んだ分だけ、人生が豊かになります。過ぎてみれば、笑って話せたりします。

春は、そこまでやって来ています。あと一息、がんばりましょう。

 

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ここまで読んでくださって、ありがとうございました。