Book In Life 迷子の本棚

読書で心を癒しましょう。テーマにあった本や映画の紹介と、その本や映画を通じて考えたことをアレコレ書いています。本に出てくるお料理の再現にも挑戦しています。

どこか遠くに行きたい、そんなときは・・・想像の旅に出てみませんか。

あなたは、外国を旅されたことがありますか。海外旅行には縁がないという方、暇がなくて行かれないという方、簡単にあきらめないでください。 

 

近藤史恵さんの『ときどき旅に出るカフェ』

アラフォー独身OLの奈良瑛子は、一人暮らしのマンション近くで小さなカフェを見つけます。メニューを広げると、見たことのない飲み物やお菓子の名前が並んでいます。

そこは、旅好きの店主、葛井円が旅先で見つけたおいしいものを出すカフェでした。勧められて飲んだオーストリアの炭酸飲料アルムドゥドラーは、好みの味。瑛子の想像が、ヨーロッパの音楽の都へ、行ったことがなく、一生行くこともないかもしれない場所に飛んでいきます 「なんか旅に出てるみたい」

瑛子はカフェを気に入って頻繁に訪れるようになり、珍しいスイーツをきっかけに、小さな事件を目撃します。

ときどき旅に出るカフェ

昨日と今日、今日と明日。私たちは、代わり映えのしない日々を送っています。毎日ハラハラドキドキして過ごすわけにはいきませんから、明日が予測できることは、とても幸せなことです。けれど、単調で刺激のない日が続くと、モノの見方も凝り固まっていきます。

旅好きの店主の葛井円は、こう言います。 

旅に出ると、(中略) 自分が知らないことがたくさんあることを知らされるし、自分が常識だと思っていることが、世界のどこでも同じではないこともわかる

毎日に刺激が足らないと感じたら、外国に目を向けてみませんか。海外旅行に行くのが難しいときは、外国の料理やスイーツを食べられるお店を訪れてみませんか。

瑛子は、 旅を感じられるカフェが気に入って、こう考えます。 

ここは入り口なのだ。海外には簡単に行けなくても、世界が広いと知るための場所。 

未知の世界への扉、常識の檻を打ち壊すきっかけは、すぐそこにあります。

 

【関連記事】 

bookinlife.hatenablog.com

bookinlife.hatenablog.com

 

ここまで読んでくださって、ありがとうございました。