Book In Life 迷子の本棚

読書で心を癒しましょう。テーマにあった本や映画の紹介と、その本や映画を通じて考えたことをアレコレ書いています。本に出てくるお料理の再現にも挑戦しています。

スープは、どんな日にも合います

1月7日は、七草粥の日。お正月のごちそうで疲れた胃を休めるために、優しい食べ物をとりましょう、という日ですね。

きょうは、優しい食べ物つながりで、スープをテーマに紹介します。

 

吉田篤弘さんの『それからはスープのことばかり考えて暮らした』

失業中のオーリィ君は、路面電車がのんびり走っている町に越してきます。町ですれ違う人は皆、白いインクで数字の「3」と刷られた茶色の紙袋を抱えています。あれは、なんだ?それは、商店街のはずれのサンドイッチ店「トロワ」の紙袋。

オーリィ君は、「トロワ」のサンドイッチを食べて人生が変わってしまうほどの衝撃を受けます。どうしてこんなにおいしいんでしょう?やがて、オーリィ君は「トロワ」で働き始め、サンドイッチに合うスープづくりを任されます。おいしいスープをつくるコツは何だろう?

オーリィ君の世界が静かに流れて、周りの人とつながっていく優しい物語です。 

それからはスープのことばかり考えて暮らした (中公文庫)

それからはスープのことばかり考えて暮らした (中公文庫)

 

  

友井羊さんの『スープ屋しずくの謎解き朝ごはん』

フリーペーパーの編集部で働く奥谷理恵は、早朝、会社に向かう途中でおいしい香りに誘われて、「スープ屋しずく」を見つけます。体に染みこむような優しい味のスープに癒されて、つい職場の愚痴をこぼすと、店主の麻野が、見事な推理で悩みの種を解き明かします。

ほっこり系日常ミステリの連絡短編です。  

スープ屋しずくの謎解き朝ごはん (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)
 

 

お腹に優しいスープは、お話になっても優しくて、心が温まります。 

 

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ここまで読んでくださって、ありがとうございました。