Book In Life 迷子の本棚

読書で心を癒しましょう。テーマにあった本や映画の紹介と、その本や映画を通じて考えたことをアレコレ書いています。本に出てくるお料理の再現にも挑戦しています。

きょうは、肉がいいか、魚がいいか

Fish or Meat 肉と魚のどちらがいいですか(英語と日本語では、並び順が逆になるのが面白いです)? 飛行機に乗ったときに聞かれますね。

あなたは、肉料理と魚料理のどちらがお好きですか。もちろん、その日の気分によって変えていただいて構いません。

きょうは、肉料理の小説と魚料理の小説をご紹介します。

 

坂木司さんの『肉小説集』

任侠映画好きが高じてヤクザを目指したり、婚約者の父親に気に入られようと頑張ったり、お母さんは子供を喜ばせたいし、家族の健康を気遣ったり。

豚肉の6つの部位を使った料理が出てくる6つの短編集です。 

肉小説集

肉小説集

 

『鶏小説集』もあります。  

鶏小説集

鶏小説集

 

ここぞと頑張る時に、肉料理を召し上がる方は多いですから、肉料理の思い出を集めたら、きっと人生が語れます。

 

森沢明夫さんの『エミリの小さな包丁』

25歳のエミリは、都会で働いていましたが、恋に破れ、仕事を失くし、貯金もなく、田舎の海辺で暮らすおじいちゃんの家に逃げ込みます。

15年ぶりに会ったおじいちゃんは、日々散歩をし、釣りをし、本を読み、風鈴を作り、ご近所からもらった食材をとびきり美味しく調理して、それを静かに味わう。。。のんびり、淡々と、でも丁寧な暮らしをしていました。

エミリの固く縮こまった心が、おじいちゃんの手料理を食べているうちに、温かくほどけていきます。 おじいちゃんの魚料理がたくさん出てきます。 

エミリの小さな包丁

エミリの小さな包丁

 

エミリは、おじいちゃんに「いまでも、魚、嫌いか?」と 尋ねられて、子供の頃に魚を食べなかったことを思い出します。エミリに限らず、魚の好きな子供は少ないです。

魚を好きになったことは、大人になった証の一つかもしれません。 

 

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ここまで読んでくださって、ありがとうございました。