Book In Life 迷子の本棚

テーマにあった本や映画の紹介と、その本や映画を通じて考えたことをアレコレ書いています

猫にはミステリーが似合います

過去記事に、ネコをネタにする小説が多いと書いたのですが、一度、意識してしまうと、ますます、ネコ小説が目に飛び込んでくるようになりました。

そこで再び、ネコをテーマに、楽しいミステリーを紹介します。

 

松尾由美さんの『ニャン氏の事件簿』

大学生の佐多俊英は、配達のバイトで訪ねたお屋敷で、三年前に変死事件があったことを聞かされます。そこへ、実業家のニャン氏と名乗る一匹の猫とその秘書が現れ、事件の謎を解き明かします。この日を境に、佐多はアルバイト先で不思議な事件に出くわすようになり、なぜか、そこにはニャン氏と秘書が居合わせるのです。 ニャン氏の推理が光る6つの連作短編ミステリー。

ニャン氏の事件簿 (創元推理文庫)

ニャン氏の事件簿 (創元推理文庫)

 

 

大山淳子さんの『猫弁 天才百瀬とやっかいな依頼人たち』

弁護士の百瀬太郎は「猫弁」として知られています。猫がらみの案件を扱うことが多く、また居場所のない猫を見捨てられず、11匹の猫を飼っています。しかしながら、決してペット問題を専門にしているわけではありません。

新たに舞い込んだ相談は、霊きゅう車ジャック事件。警察には知らせずに、身代金を払って取り戻してほしい。久しぶりの猫外案件と思いきや、動いているうちに、やっぱり猫が絡んできてしまいます。お見合い30連敗の猫弁先生の猫づくしミステリーです。 

猫弁 天才百瀬とやっかいな依頼人たち (講談社文庫)

猫弁 天才百瀬とやっかいな依頼人たち (講談社文庫)

 

 

猫小説が多い最大の理由は、猫は、家の中も外も、たいていの場所にいても違和感がないからです。そして、首輪でつながれたり、檻に入れられていないから。囚われの姿では、どうしても不自由な印象がつきまといますからね。

自由で身軽な猫には、ミステリーが良く似合うと思います。

 

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ここまで読んでくださって、ありがとうございました。