Book In Life 迷子の本棚

テーマにあった本や映画の紹介と、その本や映画を通じて考えたことをアレコレ書いています

生命を食べている

あなたは、家畜をみたことありますか、テレビや写真ではなく、直接に。ブタとか、ウシとか。本物は、迫力が違いますね。命のかたまりです。

豚肉はブタさんのお肉。理屈としては分かっていても、別物のような気がしませんか。スーパーで買うお肉には、ブタさんの影も形もないですからね。ミッキーマウスとねずみが別物のように、私たちの頭の中では豚肉とブタは、まったく別物になっています。

でも、たまには豚肉はブタさんだったことを思い出したいです。私たちが生命を食べて生きていると考えたら、きちんと生きようという気もちになります。

きょうは、豚肉のブタさんをテーマに紹介します。

 

小川糸さんの『食堂かたつむり

倫子が、料理店のバイトから戻ると、部屋はもぬけの殻。一緒に暮らしていた恋人に一切の家財と財産を持ち逃げされたことを知ります。やむを得ず、倫子は故郷の村に戻り、ブタのエルメスの世話をする条件で、実家に受け入れられます。

私には料理以外のことはできないが、料理には自信がある。倫子は小さな食堂を開き、ブタのエルメスのためにパンを焼き、一日一組の食堂のお客様を心づくしの料理でもてなします。やがて、倫子の料理を食べると恋や願い事がかなうという噂が広まります。

([お]5-1)食堂かたつむり (ポプラ文庫)

([お]5-1)食堂かたつむり (ポプラ文庫)

 

 

映画『ブタがいた教室』(前田哲監督、妻夫木聡さん、田畑智子さん主演)

小学校の新任教師の星が、子供たちに命を考えさせようと、教室にブタを連れてきます。「先生はこのブタを育てて、最後にはみんなで食べようと思います」

子供たちは、ブタにPちゃんと名付けて交代で世話をし、ペットのように可愛がるようになります。やがて、Pちゃんは大きく育ち、子供たちには卒業が迫ります。Pちゃんを食べることなんてできないと言う子供が出てきます。命の授業は、どうなってしまうのでしょうか。 

ブタがいた教室 (通常版) [DVD]

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これは実話に基づくストーリーで、原作は、黒田恭史さんの『豚のPちゃんと32人の小学生 命の授業900日』です。 

豚のPちゃんと32人の小学生―命の授業900日

豚のPちゃんと32人の小学生―命の授業900日

 

 

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ここまで読んでくださって、ありがとうございました。