Book In Life 迷子の本棚

読書で心を癒しましょう。テーマにあった本や映画の紹介と、その本や映画を通じて考えたことをアレコレ書いています。本に出てくるお料理の再現にも挑戦しています。

「あったらいな」でも癒されます

あなたのお気に入りのお店は、どこですか。そのお店は、あなたが住む街にありますか。 

いやぁ、うちの近所にはないという残念な方は、本の中で見つけてください。たとえ、実在しなくとも「あったらいいな」と思えるくらい、気に入りお店ができると癒されますよ。 

きょうは、こんなお店が「あったらいいな」というテーマで紹介します。

 

山口恵以子さんの『食堂のおばちゃん』

「はじめ食堂」は、元キャリアガールの二三(ふみ)おばちゃんが姑の一子と力を合わせて切り盛りしている下町の定食屋さん。一汁五菜でバランスが良くて、毎日食べても飽きない家庭の味で、いつも常連さんであふれています。 

食堂のおばちゃん (ハルキ文庫)

食堂のおばちゃん (ハルキ文庫)

 

近所の串屋で跡継ぎ問題があったり、仕入れ先が閉店したり、一子が怪我をして働けなくなったり、時の流れを感じさせる大変なこともあるけれど、それでも、お客さんやご近所さんと和気あいあい、心温まる短編連作です。

あなたも、常連客に仲間入りしたくなりますよ。

 

村山早紀さんの『カフェかもめ亭』

「カフェかもめ亭」は、海辺の街、石畳が続く道にあります。帆船の客室をモデルとなった暗いオークの木と煉瓦で作られた建物は、緑色のつたとゼラニュウムの花の鉢で彩られています。

細長い木とステンドグラスの扉を開けて、お店の中に入ると、店の中央で小さな自動ピアノが優しい曲を静かに鳴らしています。お店の壁には、代々のマスターが描いた絵が架けられています。

お客さんは、カウンターに座ると懐かしい気持ちになって、マスターに不思議で心温まる体験談を聞いてもらいたくなって、語り始めるのです。 

(P[む]1-4)カフェかもめ亭 (ポプラ文庫ピュアフル)

(P[む]1-4)カフェかもめ亭 (ポプラ文庫ピュアフル)

 

 私が好きなのは「かもめ亭奇談」。銀髪の外国人のおばあさんが、かもめ亭を訪れます。「わたし、実は人魚なんですのよ」と言って、初代マスターとの出会いを語ります。。。

あなたなら、マスターにどんな話を聞いてもらいたいですか。 

 

【関連記事】 

bookinlife.hatenablog.com

bookinlife.hatenablog.com

bookinlife.hatenablog.com

 

ここまで読んでくださって、ありがとうございました。