Book In Life 迷子の本棚

読書で心を癒しましょう。テーマにあった本や映画の紹介と、その本や映画を通じて考えたことをアレコレ書いています。本に出てくるお料理の再現にも挑戦しています。

「運に見放された」と嘆く友をなぐさめる3つの言葉

人生はままならないものです。もしも、あなたの大事な人が「何をやっても上手く行かない」「運に見放された」と嘆いていたら、どんな言葉をかけたらよいのでしょうか。

きょうは、そんな友をなぐさめる言葉を集めてみました。

 

運命に逆らうのよ

山本幸久さんの『ふたちみち』では、67歳の元歌手ミラクル・ローズこと野原ゆかりが、昔の知り合いを頼って、復活コンサートツアーと称するドサ回りを計画します。ゆかりは、函館から青森に向かうフェリーの中で、12歳の家出娘、森川縁と知り合います。幼い縁を一人にはできず、ゆかりはツアーに同行することを許し、二人旅が始まります。ミラクル♡ローズという似た名前のラッパーが出てきたり、なぜか行く先々でトラブルが起こり、コンサートが中止になってしまいます。ミラクル・ローズの ツアーはどうなってしまうのか、復活は果たせるのでしょうか。

 「運命に逆らうのよ」って(中略)

あたし、その言葉イイなって思いました。

もう無理だ、オシマイだって諦めかけたとき、運命に逆らえって思えば、やっていける気がしますもん。

これは、弱気になったゆかりに縁が言った言葉です。 

上手く行っているときは、気持ちよく運命の波に流されて、上手く行かないときは、力強く、運命に逆らって生きるのは、どうでしょうか。 

ふたりみち

ふたりみち

 

  

不幸続きのあとは、幸福続き

浅田次郎さんの『中原の虹』の中に、「禍福は糾える縄の如しというが、どう考えても私の禍福は縒り合わさっていなかった。いいことなんてひとっつもなかったからな」と嘆く男に対して、「人生の前半が禍の縄で、後半は福の縄ばかりが縒り合わさっている」という解釈を提案する出てきます。

人生には、苦楽の両面があります。どちらか一方ということは、ありません。先に、大変な方を済ませたのだと考えるのは、どうでしょうか。 

中原の虹 (2) (講談社文庫)

中原の虹 (2) (講談社文庫)

 

  

毎朝起きるたびに、幸福が訪れる日に近づいているのよ 

エレナ・ポーターさんの『少女パレアナのパレアナは、牧師の父から「聖書には喜びなさい」と書いてあると言って育てられ、「どんなことからも喜びを見つけるゲーム」を得意にしています。パレアナは、大好きな父親が死んで、気難しい叔母に引き取られた後も、明るく、喜びを見つけるゲームを続けます。やがて、喜びを見つけるゲームが村中に広がり、村人たちの気持ちを変えていきます。

パレアナは、愛する甥が行方知れずとなって鬱々と 毎日を過ごす女性に、毎朝起きるたびに、甥に再会できる日に近づいたと考えたら、喜べると提案します。

明けない夜はない。止まない雨はない。いま、不幸が続いていても、この先ずっと不幸だけなんてあり得ません。つまり、毎朝起きるたびに、幸福が訪れる日に近づいているのです。パレアナだったら、きっと、そう言うと思います。 

少女パレアナ (角川文庫クラシックス)

少女パレアナ (角川文庫クラシックス)

 

 

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