Book In Life 迷子の本棚

読書で心を癒しましょう。テーマにあった本や映画の紹介と、その本や映画を通じて考えたことをアレコレ書いています。本に出てくるお料理の再現にも挑戦しています。

私たちは、何のために読書するのか

あなたにとって、「本」とは何でしょうか。何のために本を読むのでしょうか。

学生のときは、読書感想文を書くためだったり。大人になってからも、世間の話題についていくために読むのかもしれません。読書を趣味にあげる方だったら、ワクワクドキドキ、楽しく過ごしたり、知識や教養を増やすためだったり。暇つぶしなんて答えもありますね。

きょうは、本をテーマに2冊、紹介します。偶然ですが、どちらにもトラネコがでてきます~  

 

夏川草介さんの『本を守ろうとする猫の話』

高校生、夏木林太郎は、祖父の突然の死を境に学校に行くのを止めてしまいます。祖父が経営していた古本屋「夏木書店」にひきこもり、本を読んで過ごす毎日。そこへ、不思議なトラネコが現れて、林太郎に「本を助けて欲しい」と頼みます。トラネコに連れられて、林太郎は迷宮に入っていきます。そこで、林太郎が見つけたものとは何だったでしょうか。

本の力とは何か、読書するとはどういうことかを考えさせられる話。 

本を守ろうとする猫の話

本を守ろうとする猫の話

 

ただがむしゃらに本を読めば、その分だけ見える世界が広がるわけではない。どれほど多くの知識を詰め込んでも、お前が自分の頭で考え、自分の足で歩かなければ、すべては空虚な借り物でしかないのだよ。

読書はただ愉快であったり、わくわくしたりするだけではない。

ときに一行一行を吟味し、何度も同じ文章を往復して読み返し、頭を抱えながらゆっくり進めていく読書もある。

これは、林太郎の亡くなったおじいさんの言葉です。

読書には、いろんな要素があって、読書の楽しみ方もさまざまあります。読んだ本の数や集めた本の数を自慢するのは、本を消費しているにすぎません。それも駄目じゃないけれど、 読書で、心を人生を豊かにできることを思うと、もったいないと言わざるを得ません。 

 

ヴィッキー・マイロンさんの『図書館ねこ デューイ 町を幸せにしたトラネコの物語』

凍える寒さの朝、図書館長である作者ヴィッキーが本の返却箱の中で、子猫が震えているのを見つけます。子猫はデューイと名付けられ、図書館を訪れる町の人を癒します。やがて、町の人たちはデューイに会うために図書館にやって来るようになります。子猫をきっかけに図書館が活気を取り戻し、町の人たちをつなげる実話エッセイ。 

図書館ねこデューイ 町を幸せにしたトラねこの物語 (ハヤカワ文庫NF)

図書館ねこデューイ 町を幸せにしたトラねこの物語 (ハヤカワ文庫NF)

 

きっかけは何であれ、読書の楽しみを知る人が増えるのは嬉しいことです。 

 

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ここまで読んでくださって、ありがとうございました。