Book In Life 迷子の本棚

テーマにあった本の紹介と、本を読んで考えたことをアレコレ書いています。

世の中には、風変わりな仕事があるものでして

あなたの友だちの仕事は、何ですか。お隣さんの仕事は、何ですか。

どんなお客さんに何を提供しているのか。自分の仕事のことは分かっても、他の人の仕事はよく分からないもの。

この世の中には、いったい何種類の仕事があるのでしょう。えっ、そんな商売があったのって驚くような仕事もあります。

きょうは、変わり種のお仕事をテーマに紹介します。

 

風野真知雄さんの『穴屋でございます』

佐平次は、「どんな穴でも開けます 開けぬのは財布の底の穴だけ」という看板文句で、穴屋稼業をしています。佐平次は、金山の坑道掘りから根付の細工師や宮大工の見習いまで経験し、目についたあらゆる穴に挑戦してきました。のぞき穴、猫の鼻輪、笛の穴、抜け穴。佐平次の元に、さまざまな穴を開ける依頼が入ります。人はどんな事情で穴を求めるのか。佐平次は、どうやって要望の穴を開けるのかを楽しむ短編連作です。 

あなたなら、どこにどんな穴を開けてもらいますか?

穴屋でございます (徳間時代小説文庫)

穴屋でございます (徳間時代小説文庫)

 

  

乾ルカさんの『ばくりや』

「ばくりや」は、「あなたの経験や技能などの「能力」を、あなたにはない誰かの「能力」と交換いたします」がチラシ文句の能力交換業。能力交換は、いわば相互移植で相性第一なので、受け取る能力を選ぶことはできません。女に異常に好かれる能力、移動先で必ず荒天になる能力、就職した会社が必ずつぶれる、ちょっとしたことで涙があふれだす、、、自分の能力を持て余した人々が「ばくりや」を訪れます。彼らが代わりに手に入れた能力は何か。彼らの人生は、能力交換で好転するのでしょうか。短編連作です。

あなたも、手放したい特別な能力をお持ちですか? 

ばくりや

ばくりや

 

 

【関連記事】 

bookinlife.hatenablog.com

 

ここまで読んでくださって、ありがとうございました。