Book In Life 迷子の本棚

テーマにあった本や映画の紹介と、その本や映画を通じて考えたことをアレコレ書いています

「政治家」の仕事って何ですか

あなたは、政治に興味がありますか。昔に比べて、ニュースを扱うテレビやラジオの番組が増えているので、政治への関心は高まっているような気がします。

きょうは、政治家をテーマに紹介します。

 

池井戸潤さんの『民王』

民政党の武藤泰山が、二代続けて任期半ばで政権放棄した後を引き継ぎ、総理大臣の座につきます。いよいよ、自分の出番と思ったのもつかの間、閣僚の失言問題の対応に追われます。泰山が寝不足と疲労を抱えながら、国会答弁をしていると、、、ここは、どこだ?大学生の息子、翔になっていました。一方、友人のパーティに出席していた翔は、、、父親、泰山となって国会にいました。なぜ、泰山と翔が入れ替わってしまったのでしょうか。サミットの日程が迫り、翔は就職面接があります。この事態をどうやって乗り切ればよいのでしょうか。 

民王 (文春文庫)

民王 (文春文庫)

 

   

政治家が、国民のことを考えなくなったら、政治家じゃねえ。薄汚い政治屋だ。そんな奴らに綺麗事云々なんていう資格があんのかよ

これは、泰山の身体に入った翔のセリフです 。

人の幸せのために自分になにができるか、という本質的な優しさがある。それは人間にとってもっとも尊い、かけがえのないものだ 

政界の論理にからめとられ、政治のための政治に終始する職業政治家に成り下がっちまった。いまの俺は、総理大臣かもしれないが、ほんとうの意味で、民の長といえるだろうか。いま俺に必要なのは、サミットで世界の首脳とまみえることではなく、ひとりの政治家としての立ち位置を見つめなおすことではないか。

こちらは、翔の身体に入った泰山のセリフです。

政治の話というと、まずは選挙、そして日本の政治家は公約を守らない印象がありますが、何のための選挙なのかを忘れてはいけないと思います。 

 

畠中恵さんの『佐倉聖の事件簿』シリーズ

大学生、佐倉聖は、元・大物政治家の大堂豪の事務所「アキラ」でアルバイトしています。大堂が引退後も政治勉強会の会長を務めているので、聖は、勉強会に所属する議員の選挙応援や選挙区の困りごとの対応に駆り出されます。「飼い猫の毛色が変わるんです」「 後援会の幹部が殴られました」はたして、聖は解決できるのでしょうか。 

さくら聖・咲く: 佐倉聖の事件簿 (新潮文庫)

さくら聖・咲く: 佐倉聖の事件簿 (新潮文庫)

 

1作目:『アコギなのかリッパなのか』アコギなのかリッパなのか―佐倉聖の事件簿 (新潮文庫)

2作目:『さくら聖・咲く』さくら聖・咲く: 佐倉聖の事件簿 (新潮文庫)

 

選挙民達が何を考え、求めているのはどんなことなのかを知ること。

とにかく、知らなければ始まらないのだ。

これは、選挙ボランティアの質問「議員さんが心得るべきものって、何だと思っていますか?」に対する聖の回答です。

政治家には、この世の中を、暮らしを良くしようという熱き想いを持って、そして、私たちの生活に寄り添って頂かなければなりません。 

 

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ここまで、読んでくださってありがとうございました。