Book In Life 迷子の本棚

読書で心を癒しましょう。テーマにあった本や映画の紹介と、その本や映画を通じて考えたことをアレコレ書いています。本に出てくるお料理の再現にも挑戦しています。

絵画に隠された暗号を解け

あなたは、美術館に行くのはお好きですか。

絵画鑑賞していると、気持ちが落ち着いてくることもあれば、ざわついてくることもあります。絵に描かれている何かが、私たちの心にうったえてきているのだと思います。

きょうは、絵画に隠された暗号をテーマに紹介します。

 

谷瑞恵さんの『異人館画廊 盗まれた絵と謎を読む少女』

図像学者の此花千景のもとに盗難にあった絵画鑑定の依頼が舞い込みます。千景の研究対象は、絵画に描き込むことで見る人の潜在意識に影響を与える特殊な図像。美術館から盗まれた絵画2枚の一方に人を死に追いやる図像、もう一方にそれを打ち消す図像が描かれている、絵画を盗んだ犯人は死んだが、絵の行方は分からないというのです。2枚の絵画に描かれた図像とは何か。次なる死を招く前に取り戻すことができるのでしょうか。 

異人館画廊 盗まれた絵と謎を読む少女  (コバルト文庫)
 

 

人は、意識しているか否かに関わらず、想いを込めるものです。手紙を書いているとき。贈り物を選んでいるとき。想いがちょっとずつ移っていって、受け取った人にも、うっすらと伝わる気がします。 

図像が人の心に及ぼすものは、けっして悪いことばかりではない。

癒し、幸福をもたらすものもある。

想いを止めることはできないけれど、できることなら、いつもありがとう、喜んでほしいな、というプラスの想いを移らせたいですね。

 

ダン・ブラウンさんのダ・ヴィンチ・コード 

 ルーヴル美術館の館長がダヴィンチの人体図を模した形で死んでいるのが見つかります。象徴学に詳しく、館長と面会予定があったハーヴァード大学教授のロバート・ラングドンが捜査協力を求められます。館長は襲撃を受けた後、死を前にして自らの身体を奇妙な恰好にしたというのです。そこにやって来た暗号解読課のソフィー・ヌヴー捜査官がラングドンに「あなたはいま、危険にさらされています」と伝えてきます。彼女は何者なのか。館長はなぜ襲われたのか。館長が伝えようとしたメッセージは何なのか。ラングドンが、ソフィーとともに調査を進め、見つけたものとは。。。  

暗号メッセージは、メッセージの送り手と受け取り手の双方が暗号を理解できなければ成立しません。つまり、暗号の謎解きミステリーは、絆の物語でもあります。

 

この作品は、ロン・ハワード監督トム・ハンクス主演で映画化されました。 キリスト教に詳しくない方は、分かり難い部分があるので、原作を先に読んだ方が楽しめます。

ダ・ヴィンチ・コード (字幕版)
 

  

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