Book In Life 迷子の本棚

読書で心を癒しましょう。テーマにあった本や映画の紹介と、その本や映画を通じて考えたことをアレコレ書いています。本に出てくるお料理の再現にも挑戦しています。

あなたは「No」と言えますか

あなたは「No」と言えなくて困ることがありますか。

「Noと言えない日本人」なんて言われますけれど、頼まれごとを断るのって簡単なことではありません。「No」と言うのはストレスなんです。

ファーストフード店では、お客さんの様子を見て「こちらでお召し上がりになりますか」もしくは「お持ちかえりになりますか」と聞き分けています。お客さんが「いいえ」と答えなくて済む工夫しているのですよ、ご存知でしたか。

相手の期待がヒシヒシと伝わってくる場合は、自分が我慢して済むのなら~なんて考えて、引き受けてしまったり。でも、一度引き受けた後で改めて断るのは、もっと気が重くなります。「No」と言うストレスを回避した結果、別のストレスを抱えてしまったわけです。  

 

大山淳子さんの『イーヨくんの結婚生活』

夏目家の五男、伊代太 27歳は、一家の中の変わり種。誰に何を頼まれても、返事は「いいよ」で断らないから、あだ名は「イーヨくん」。

親代わりに兄弟を育てた伯父さんは、イーヨくんをやっかいな問題児と呼んではばかりません。長男の太一郎がイーヨくんの面倒を見るようになり、手を離れたと安堵していました。それなのに、頼みの長男が突然に病死してしまい、さらに長男の婚約者を名乗る妊婦、薫が現れます。ああ、悩みごとが増えてしまった。伯父さんは、死んだ長男の代わりに、イーヨくんが薫と結婚することを提案します。イーヨくんは、言われるままに結婚してしまうのでしょうか。

イーヨくんの結婚生活 (講談社文庫)

 

「No」と言うストレスに対する万能策は思いつきませんが、 どうしても嫌なのか、許容範囲なのか、自分の気持ちをはっきりさせることがスタートになると思います。

どうしても嫌なことは、どんな状況でも「No」それ以外はすべて「Yes」にしたら、迷いがなくなって、ちょっと気楽になるかもしれません。 

 

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ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました!