Book In Life 迷子の本棚

読書で心を癒しましょう。テーマにあった本や映画の紹介と、その本や映画を通じて考えたことをアレコレ書いています。本に出てくるお料理の再現にも挑戦しています。

いくつになっても、輝いていたい

あなたの趣味は何ですか。どうも歳を重ねるにつれて、趣味が増えていく人と減っていく人に分かれる気がします。どっちがいい、悪いということはないけれど、もし、やりたいことがあるのなら、簡単に諦めるのはもったいないです。

 

 遥洋子さんの『主婦たちのオーレ!』

北湯口ゆきは、大手銀行の総合職として活躍していましたが、信頼していた上司に裏切られ、職場を追われます。なんとか、芸能プロダクションの経理責任者というポジションを得ますが、ホッとするのもつかの間、経営赤字で危機的な状況にあることを知ります。私には、後がない。

そんな折、ゆきは、母親の友人たちから気ままな独身で盛んにうらやましいと言われて、カチンときます。「皆さんのほうこそ、望んで結婚なさったんでしょ?」ゆきの言葉に、今度は主婦である母親の友人たちがカチン。姑の介護や無職の夫、高校をドロップアウトした息子。私たちにだって、苦労がある。

本当にやりたいことは何ですか。生活に追われていたって、やりたいことを諦めなくてもいいはず。ゆきは、母親の友人たち、職場の同僚を巻き込んで、夢をかなえるために奮闘します。 

目の前の、主婦たちの、まず自分の”やっていたい芽”を摘み取る努力、そして、”やりたいことに蓋”をする工夫、”やれない理由付け”を探す知恵、それを共有することで自分を縛り合いながら、”だって主婦だもの”というプライドだけで踏ん張って立とうとしている姿に、ゆきは立ち向かっていきたくなった。

主婦たちのオーレ!

 

独身と既婚、対比して語られることが多いですが、敵じゃないです。

どちらにも苦労や哀しみがあります。 

自分が楽しく生きることができれば、相手方をうらやましがったり、自分方の言い訳を考えたり、誰かを恨んだりしなくてもよくなります。

まずは、やりたいことを見つけるところから始めましょう。

あなたが本当にやりたいことは何ですか。

 

ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました!