Book In Life 迷子の本棚

読書で心を癒しましょう。テーマにあった本や映画の紹介と、その本や映画を通じて考えたことをアレコレ書いています。本に出てくるお料理の再現にも挑戦しています。

恋に効く魔法を使ったら。。。

あなたは、恋に身を焦がしたことがありますか。好きな気持ちが止まらず、胸が切なくなって、その人のことを考えれば考える程、自分が変になっていく。そんなときに、相思相愛になれる魔法があることを知ったら、試してみたいですか。それとも、恋焦がれる気持ちを消す魔法をかけたいですか。

きょうは、そんな恋に効く魔法を手に入れた女性の話を紹介します。

 

梶尾真治さんの『アイスマン。ゆれる』

山本知乃は高校時代からの親友に相思相愛の魔法をかけて欲しいと依頼されます。親友は、知乃が高校生の時に、祖母の形見分けで魔法の呪文が書かれた古文書を手に入れたこと、好奇心から大嫌いな先生二人を実験台にして呪文をかけると、二人が駆け落ちしたことを知っているのです。この魔法は確実に願いをかなえる代わりに、術を施した人間の身を削るのですが、親友の想いの強さが分かる知乃は、それを言い出せません。

この人は、本心を好きになってくれたんじゃないって。おまじないの力で好きだと錯覚しているだけなんだ。いつか、そのおまじないが解けたときに、どうなるんだろうと、脅えながら暮らさなきゃならないのよ。

これは、知乃が親友に 言うセリフです。至極もっともですよね。ところが、人は思い詰めると、普通とは異なる行動を取ってしまうものでして。知乃が、親友が出した答えとは。。。 

アイスマン。ゆれる

アイスマン。ゆれる

 

  

映画『アリス』(ウディ・アレン監督、ミア・ファロー主演)

主婦のアリスが女友達の勧めでアジア系の医師ドクター・ヤン を訪ねます。ドクター・ヤンは、アリスの悩みに応えて、不思議な薬を処方します。薬の効き目で、アリスは幽霊に会ったり、透明人間になったり、気になる男性をデートに誘ったり。不思議な体験を経て、アリスがたどりつく答えとは。。。

たくさんの不思議な薬がでてくるのが楽しい映画ですが、処方された薬を試しても、アリスの悩みが解決せず、また次の薬の処方へとつながっていくところに注意したいです。魔法があってもなくても、悩みは自分で解決するほかないのかもしれません。 

  

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