Book In Life 迷子の本棚

テーマにあった本や映画の紹介と、その本や映画を通じて考えたことをアレコレ書いています

僕たちの暮らしを守る「お巡りさん」

日本の「交番」や「お巡りさん」は、世界では珍しい制度だということをご存知でしたか。「交番」は、当てはまる言葉がないので、「KOBAN」と訳されるそうです。

きょうは、お巡りさんをテーマに紹介します。

 

小路幸也さんの『駐在日記』

昭和の時代、田舎のお巡りさんの奥さんのオフレコ日記。元敏腕刑事の周平さんと元外科医の花さんという異色コンビのご夫婦が、田舎町で起こる事件を、関係者の気持ちに寄り添いながら、解決します。町の平穏な生活を守るために、公式の日報には書かない出来事になってしまうことも。。。

毎日、きちんと真面目に、自分の仕事をしっかりやって暮らしていきましょう。それが人としてあたりまえのことなんだと思えるようにしましょう。辛いことや悲しいことや苦しいことがあったなら、誰かに頼ったりなぐさめてもらえるように、自分も周りの人に優しくする。お互いに助け合っていく。

これは、花さんの言葉です。人生にはいろいろあるもので、人間の心は弱いもので、胸を張って明るい道を生きていこうと思っていたのに、いつの間にか暗く険しい道に迷い込んでいたりします。一生の間、ずっと正しくあり続けられる人はいません。正しさを求めて厳しくあろうとするほどに、心が苦しくなるばかりです。周りの人に寛容になれば、自分自身の心に余裕が生まれて、生きやすくなるのではないかと思います。 

駐在日記 (単行本)

駐在日記 (単行本)

 

 

乃南アサさんの『ボクの町』

警察学校を出たばかりの高木聖大が実務研修として交番に勤務する話。上司や先輩の注意に納得がいかなかったり、同期や学生時代の友だちに置いてかれた気がして落ち込んで、仕事に向いてないとこぼしたり、新社会人の悩みは、お巡りさんでも一緒だなあと懐かしくなります。 

ボクの町 (新潮文庫)

ボクの町 (新潮文庫)

 

 

【関連記事】 

bookinlife.hatenablog.com

 

ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました!