Book In Life 迷子の本棚

テーマにあった本や映画の紹介と、その本や映画を通じて考えたことをアレコレ書いています

「殻」から出る理由

 村上春樹さんの『女のいない男たち』

 女のいない男たち (文春文庫 む 5-14)

『女のいない男たち』には、単に妻や恋人がいない男ではなく、深く愛した女性に去られてしまった、あるいは去られようとしている男たちが描かれています。女に去られる事情は違えど、「女のいない男たち」には、女だけでなく男友だちもいないという共通点があります。

女のいない男たちになるのはとても簡単なことだ。一人の女性を深く愛し、それから彼女がどこかに去ってしまえばいいのだ

 私たちは、心が疲れたとき、しばらく独りで静かにしていたいと思います。外出するのが億劫になり、周りの人と距離をとってしまったり。それを殻に閉じこもると言いますが、心を癒すのに必要なことです。ただ、残念なことにか殻に閉じこもると、つながりを失くしていきます。殻の外に居場所がなくなってしまうのです。そうなったとき、殻から出る理由は、きっかけは、どうやって見つければ良いのだろうと思いました。

 

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