Book In Life 迷子の本棚

テーマにあった本や映画の紹介と、その本や映画を通じて考えたことをアレコレ書いています

心を溶かした「恋」を思い出せ

恋する力は、偉大です。「恋」と一口に言っても、淡い片思いから、激しく燃え上がるもの、辛く哀しい障害のある恋までさまざまありますが、本物の恋には、奇跡を起こす力があります。あなたの恋の記憶を思い出してみませんか。

きょうは、初恋をテーマに紹介します。

 

滝羽麻子さんの『左京区恋月橋渡ル』

恋とは無縁に生きてきた理系男子、山根が電撃の恋をします。当然の豪雨の下鴨神社、雨宿りをしていた女性を見つけた山根は、差していた自分の傘を彼女の足元に置いて、一目散に去ります。ロマンチックな出会いに続く偶然の再会。山根は、他の人を支えたいと言う彼女を支えたいと強く思います。果たして、山根の恋は実るのでしょうか。 

左京区恋月橋渡ル (小学館文庫)

左京区恋月橋渡ル (小学館文庫)

 

この恋のためなら何でも出来る、そんな強い思いが不可能を可能にします。力不足を感じたときは、恋したときの力強さを思い出してみませんか。あなたの中にあったから、恋をして発動されたのです。その記憶が、今のあなたを強くしてくれます。

 

大山淳子さんの『牛姫の嫁入り』

ジリ貧の危機にある旗本の加納家が、大名との縁組のみが生き残る術として「誘拐見合い」を企てる話。「誘拐見合い」とは、男女を強引に引き合わせ、互いに気に入れば縁談成立、誘拐の罪も問われないという裏作法です。加納家から「誘拐見合い」の実行を依頼された三日月村の忍者コウと守市コンビが大名屋敷に忍び込むと、伝説の美少女と名高い重姫は牛のように太っていることが分かります。重姫が肥満体となった理由はなに?果たして「誘拐見合い」は上手く行くのでしょうか。

牛姫の嫁入り

牛姫の嫁入り

 

心が動けば、体も動きます。恋した重姫がとびきりキュートで応援したくなったら、今度は、あなた自身を応援してみませんか。恋した相手に相応しい自分になろうと頑張ったピュアな気持ちを思い出したら、頑張れる気がしてきませんか? 

 

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ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました!