Book In Life 迷子の本棚

テーマにあった本や映画の紹介と、その本や映画を通じて考えたことをアレコレ書いています

心に残る想いをカタチにする

 あなたの心に残る大事な一瞬は、何ですか。 その記憶は、想いは、大切なのに、忘れたくないのに、いつしか消えてしまいそう。

もし、その一瞬にカタチを与えられるなら、大切な記憶と想いを身近に置いて、それでいて、過去に留まるのではなく、未来に向かうことを応援してくれそうな気がしてきます。

たくさんの経験を積んで、他人には簡単に話すことのできない想いを抱えた大人に読んで欲しい一冊です。

 

谷瑞恵さんの『額を紡ぐひと

額を紡ぐひと

夏樹の仕事は額装師だ。額縁の木材を加工し、塗装から仕上げまでを一人でこなし、オーダーメイドの額縁を作る。額装するものは選ばない。絵画や写真は無論、立体的なもの、空を漂うシャボン玉や小鳥の鳴き声まで、どんなものでも引き受ける。

オーダーメイドの額縁を望む依頼者にとって、飾るものには何か特別な意味があるはず。夏樹は、ぴったりの額縁を作るために、飾るものを詳しく知ろうと、依頼者の心に分け入っていく。完成した額縁を受け取った依頼主たちは、つなぎ留めたかった想いがカタチとなり、新しい意味を持ったことを知る。そして、夏樹自身の心も救われていく。。。

 

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