Book In Life 迷子の本棚

テーマにあった本や映画の紹介と、その本や映画を通じて考えたことをアレコレ書いています

「こんなはずじゃなかった」の先にある道

こんなはずじゃなかった。自分の能力や言動が原因ならば諦めようもあるけれど、自分ではどうすることも出来ないことが理由で人生が変わるなんて。自分に非がないことを知って欲しいけれど、同情されるのは嫌。

人生は、思い通りに進まないことの方が多いかもしれません。人生が変わっても、あなた自身は変わりません。たとえ自分が思い描いていた道でなくとも、自分らしさ(要)を失わずに頑張ったなら、新しい道が見つかることを教えてくれる一冊です。

 

梶よう子さんの『夢の花、咲く』

夢の花、咲く (文春文庫)

奉行所同心、中根興三郎の趣味は朝顔栽培。剣術は苦手だ。学者になる決心を固めていたのに、兄の急死で家督を継いだのだ。野心はなく、閑職と陰口をたたかれようが、食べて、寝て、朝顔がある暮らしであれば、十分だと思っている。

ひょんなことから事件の探索を手伝うこととなり、興三郎の静かで単調な生活に変化が訪れ、自分が望んだものとは違う道を歩む人の多さに気づく。母親の医薬代のために、町人の後妻となった兄の許婚。不慮の事故で女房を失い、 夫婦ふたり新しい店を作る夢を失った植木職人。そして事件の黒幕もまた。。。。。。 

 

【関連記事】 

bookinlife.hatenablog.com

 

ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました!