Book In Life 迷子の本棚

読書で心を癒しましょう。テーマにあった本や映画の紹介と、その本や映画を通じて考えたことをアレコレ書いています。本に出てくるお料理の再現にも挑戦しています。

☆読書記録

雨の日は、いっしょに泣きましょう

雨降りが続く季節ですが、あなたは雨がお好きですか。 雨の日をお天気が悪いと言われることも多いけれど、雨が降ると喜んだり、がぜん張り切って元気になる人もいます。 森川智喜さんの『なぜなら雨が降ったから』 大学生になった野崎は、1つ下の階にDetect…

家族だからカッコつけない、家族だから気を遣う

「家族だからカッコつけない」「家族だから気を遣う」 あなたには、どちらの言葉の方がしっくりきますか。 小野寺史宜さんの『太郎とさくら』 のんびり屋の太郎としっかり者の姉さくらは異父きょうだい。東京で働く太郎が地元に残ったさくらの結婚披露宴に出…

私たちは皆、ひとりひとりがユニーク♪

LGBTのプライド月間、最後にご紹介するのはこちら。 LGBTに限らず、最近の悩みごとの多くは、こうあるべきという規格ができたことによって生まれていると感じます。規格、基準、そういうものは、分かりやすく効率よく物事を進めるのに役立っているけれど、そ…

親から才能を受継いでも、夢は受け継がない

名スポーツ選手の子供が将来有望なスポーツ選手の卵と聞くと、やっぱりなぁ、うらやましいなぁって思いますよね。 才能の遺伝が科学的にキッチリ説明されていなくても、カエルの子はカエルの子と誰もが気がついています。でも当人にすると、そこに受け入れが…

生きている意味がなければ、自分でつくればいい

生きていると、何のために生きているのだろうかという疑問が湧いてくることがありますね。若くて、この先どう生きていこうかと考えているとき、そして中高年になって、これまでの生き方をふと振り返ったとき。 若いときの疑問は、毎日に追われているうちに忘…

相手を想う気持ちが「特別な縁」の始まりです

「ご縁がある」という言葉に心ひかれます。決して信心深いわけではないけれど、大いなるものの導きだったり、特別なものに引き寄せられたり、そうやって良い方向に進むきっかけがもたらされることを信じているのかもしれません。 畠中恵さんの『むすびつき』…

心に流れる音楽の中に「自分」が見つかります

あなたには、ふと気がついたら口ずさんでいる音楽がありますか。 それはあなたが好きな曲ですか。それとも、たまたま耳に残っている曲なのでしょうか。 瀧羽麻子さんの『ありえないほどうるさいオルゴール店』 運河のほとりにあるオルゴール専門店。そこでは…

家族のすれ違いの原因は、「家族像」の違いにありました

あなたは、年老いた親との同居をどうおもいますか。 育ててもらった恩を返すのは当たり前...かもしれないけれど、一度、家を出た後で、再び親と一緒に暮らすのは大変です。 中澤日菜子さんの『お父さんと伊藤さん』 ある日、彩が恋人と暮らすアパートに帰…

子供と大人をつなぐ架け橋は、誰が作るのか

子供と大人の違いって、何でしょうか。子供にしかできないこと、大人にしかできないこと、どこでそんな違いが生まれるのでしょうか。 小路幸也さんの『そこへ届くのは僕たちの声』 中学生のかほりの耳には、時折どこからともなく、優しくて温かい声が届きま…

受け入れる。それから考える。

あなたは、政治に関心がありますか。不況、不況と言われて久しいですが、どうしたら良いとおもいますか。 堺屋太一さんの『団塊の後 三度目の日本』 2026年、東京オリンピックの後に長期不況が続き、日本は危機的な状態にあります。そこに47歳の新総理…

涙が止まらないときにすること

悲しくて涙が止まらないとき、あなたはどうしますか。 どうしたら落ち込んでしまう気持ちをすくいあげることができるのでしょうか。 川村元気さんの『世界から猫が消えたなら』 余命宣告を受けて絶望している僕の前に、悪魔が現れ「この世界から何かを消す。…

自分らしくいれば、居心地の良いところに行きつく...かも

楽しい時間も、いつか終わるときが来ます。ちょうど、学校を卒業するように。終わるのはさみしいけれど、もっと楽しい時間に出会えるかもしれないと考えたら、ちょっとわくわくしてきます。 輪渡颯介さんの『別れの霊祠 溝猫長屋 祠之怪』 溝猫長屋のお騒が…

どうして殺人はいけないの?

「どうして殺人はいけないの?」と聞かれたら、あなたはどう答えますか。 子供の時に誰もが抱く疑問ですが、納得のいく答えをみつけられないうちにウヤムヤになって忘れてしまったような気がします。 西條奈加さんの『三途の川で落しもの』 少年12歳の叶人…

いま手元にある素晴らしいものを大事にしよう

あなたには、 誰かのことをうらやましいと思っていますか。 無いものねだりは良くないと頭では分かっていても、気持ちを止めるのは簡単ではありませんね。 岡崎琢磨さんの『春待ち雑貨店ぷらんたん』 北川巴瑠は、恋人からプロポーズを受けて悩みます。彼に…

「不運」があるから「幸運」に気がつけます

あなたは、自分の人生を愛していますか。 人生を楽しいことばかりで埋め尽くせたらいいけれど、そう上手くはいかなくて、悲しいこと、悔しいこと、いろんなことがありますね。 それでも、自分の人生が気に入っていると言えたら素晴らしいです。 森沢明夫さん…

悩みごとの答えは、自分の中にあります

あなたは、悩みごとがあるときに誰に相談しますか。良く知っている信頼できる人に相談したいというときもあれば、自分のことを知らない人に、こっそり相談したくなることもあります。真剣な悩みは、相談相手も良く選ばないといけませんね。 東野圭吾さんの『…

幽霊も、怪奇も、この世界の一部です

あなたは、幽霊にあったことがありますか。世の中には、本当に不思議なことがあるもので、怪奇現象なんて言われることもあります。 近藤史恵さんの『震える教室』 明治時代から続く由緒ある女子校に入った真矢は、小説家の母親を持つ花音と仲良くなります。…

未来が輝くかどうかは自分次第、それが希望です

あなたは、未来が分からないことで不安を感じることがありますか。 あなたの未来はこうなるよって教えてもらえたら、気が楽になるとおもいますか。 梶尾真治さんの『この胸いっぱいの愛を』 羽田から飛行機で門司に向かった6人は、自分が1986年の門司に…

罪と向きあってこそ、明るい未来がやって来ます

もし、あなたが誰かが悪いことをしていることに気づいたら、どうしますか。そして、その悪いことをしているのが恋人だったら、親友だったら、自分の子供だったとしたら、そこで取る行動は変わりますか。 西條奈加さんの『無花果の実のなるころに』 中学生の…

高度経済成長もバブルも去った現代の生き方とは?

あなたは、 ご両親と話が合わないと感じることがありますか。分かって欲しいのに分かってもらえない、言葉をつくしても埋められない感覚のズレ。 世代ギャップは、味方と信じていた身近な人だからこそ、つらくなります。 朱野帰子さんの『真実への盗聴』 年…

母子の絆は、真か妄想か。

あなたにとって、お母さんはどんな存在ですか。最大の理解者で最強の味方でしょうか。それとも、あなたの足を引っ張る煙たい存在ですか。 大山淳子さんの『猫弁と魔女裁判』 猫弁こと百瀬太郎は、国際スパイの指定弁護人に選任されます。日本初のスパイ裁判…

温泉で流したいものは。。。

あなたは温泉がお好きですか。 私は大好きです。温泉にはいって体が温まるのも気持ちいいですが、後で悪いものを落としたような、サッパリした気分になると、あ~温泉に行って良かったなぁって思います。 堀川アサコさんの『幻想温泉郷』 東京で就職したアズ…

大切にする気持ちが、勇気になって戻ってきます

あなたの持ち物で、いちばん年季が入っているものはなんですか。 それは、あなたが気に入って使い続けているものですか。 畠中恵さんの『つくもがみ笑います』 江戸深川の出雲屋には、品物を貸して代金を稼ぐ損料屋という商い柄、古いものが集まっています。…

すべての経験が「明日」を輝かせます

4月は、学校には新入生、会社には新入社員、たくさんの新人さんが登場する季節です。新人さんも、新人を受け入れる人も、新しい刺激を受けて、いっそう輝くことになったらいいなと思います。 荻原浩さんの『ストロベリーライフ』 フリーランスのグラフィッ…

何よりも、まずは好きだということ

最近、好きなことを仕事にした方が良いのか、良くないのかが話題にあがりました。 好きなことを仕事にしてはいけない派は、仕事でつらいことがあったときに、逃げ場がなくなってしまうと主張し、好きなことを仕事にすべし派は、好きなことなら、つらいことも…

染みかどうか、決めるのは自分

あなたが好きな家事はなんですか。 炊事、洗濯、掃除。家事の中のいちばん人気は、洗濯だそうです。シャツもタオルも、みんな綺麗になると気持ちいですものね。いちばんの不人気は、掃除。達成感を得にくいから。これも分かる気がします。 野中ともそさんの…

心の穴を繕う方法が見つかりました

あぁ、あんなこと言うんじゃなかったって後悔することありますよね。 後悔がどっしりと心に根を下ろして、言ってしまう前とは世界が変わってしまったかのよう。この先ずっと、 村山早紀さんの『ルリユール』 中学生の瑠璃は、夏休みに訪れたおばあちゃんの家…

コーヒー豆を挽くと覚醒します

あなたは、気晴らしと言われたときに、何を思い浮かべますか。 心を静めたい、集中して考え事をしたい。そんなときはコーヒー豆を挽くといいみたいです。 岡崎琢磨さんの『珈琲店タレーランの事件簿』 コーヒー愛好者の青山は、恋人と喧嘩別れをした直後に入…

魔法が訪れる場所、そこは。。。

あなたは、魔法があると信じますか。 もしも、ひとつだけ願いをかなえてもらえるとしたら、何を願いますか。 村山早紀さんの『百貨の魔法』 風早の街にある星野百貨店には、正面玄関の天上のステンドグラス中央では白い子猫が輝いていて、そこから抜け出した…

料理は、言葉にできない想いを運びます

あなたの思い出の味は、何ですか。 それは、あなたを懐かしい過去の記憶に運んでくれるのでしょうか。 柏井壽さんの『鴨川食堂おかわり』 京都にある鴨川食堂は、思い出の味を探してくれる探偵事務所。 学生時代、父親が持たせてくれた弁当は、作るのが面倒…