Book In Life 迷子の本棚

読書で心を癒しましょう。テーマにあった本や映画の紹介と、その本や映画を通じて考えたことをアレコレ書いています。本に出てくるお料理の再現にも挑戦しています。

☆読書記録

男と女の間には溝があるのか

「男だから」「女だから」という言葉には、要注意。 男はこういうもの、女はこういうもの、という前提になる認識があるときに使われる言い回しだけれど、独りよがりで根拠がない前提である場合も多いものです。「女には母性本能があるから赤ん坊のウンチも臭…

「勝つ覚悟」がありますか

あなたは勝つのが好きですか。たとえ、暇つぶしのジャンケンだって勝てばうれしいですものね。 でも、ただ勝てばいい、勝てばハッピーというものではないようですよ。 近藤史恵さんの『キアズマ』 大学生になった正樹は、自転車部から強い勧誘を受けて入部し…

すぐれた料理人は物語を紡ぎます

あなたの自慢料理は何ですか。お料理は、誰かに教わったままに、レシピ本に書かれるままに作ることもあるけれど、「自慢料理」と呼ぶ一品には、模倣だけじゃない、自分らしい工夫が加えられているとおもいます。 柏井壽さんの『祇園白川小堀商店 レシピ買い…

脇役にもドラマがあります

あなたは人前に立つのが好きですか。それとも苦手ですか。 世の中には、人の注目を集めると、俄然やる気が出てくるタイプもいれば、気弱になってオドオドしてしまうタイプもいます。いろんなタイプの人がいて、上手く回っているのだと思います。 近藤史恵さ…

いまあらためて「本を紹介するということ」♪

あなたは、気に入りの本屋さんがありますか。その本屋さんは、どんなところが素敵なのでしょうか。 通勤・通学の通り道で便利だから、ポイントを貯めるためなんて実用的な動機もあれば、お店の雰囲気がいいとか店員さんが親切なんて理由もあるかもしれません…

「いちばん」はひとつじゃない

一番になるのって嬉しいですよね。ますます頑張ろうって、やる気が出てきます。でも、一番にこだわり過ぎるのは 禁物ですよ。 田牧大和さんの『あなたのためなら 藍千堂菓子噺』 江戸でも評判の上菓子屋「百瀬屋」に生まれた、晴太郎と幸次郎の兄弟といとこ…

企業か、家業か。そこが分かれ目

私たちは、いったい何のために働くのでしょうか。収入を得るため? やりがい? それとも楽しいから? 生活がかかっていると考えれば、楽しいこと、好きなことだけでは済まない気もするけれど、毎日のことだと考えると、お財布も、心も満たされないと続けられ…

頑なになった心をほどくには

あなたは、スピリチュアルに興味がありますか。 神秘的で未知の世界への扉を秘めたスピリチュアルの世界は、私たちを魅了します。不思議で分からないから、癒しにもなり、怪しくもあります。 大切な人がスピリチュアルの世界にはまり込んでいたら、ダマされ…

子育てのコツは、人を喜ばせる楽しさを教えること。

あなたは、子供の頃よくほめられましたか。それとも、叱られることの方が多かったでしょうか。 ほめられれば嬉しくて、やる気につながると言いますが、叱られるうちが花という表現もあります。子育てで大事なことは何なのでしょう。 秋川滝美さんの『向日葵…

進む道に迷ったときは、どうしたらいい?

あなたは、人生の岐路に立って、進む道を決められずに迷ったことがありますか。 わたしたちの人生は、悩んだり迷ったりの繰り返し。どうやって迷いを乗り切ればよいのかを知りたいです。 近藤史恵さんの『エデン』 プロの自転車ロードレース選手のチカがフラ…

たとえ落ちぶれても、誇り高く生きるべし

あなたは何かひどい目にあったとき、どんな風に対処しますか。 ひとり、グッとこらえて、早く忘れるように努めますか。それとも、家族や友人に「もう、こんなことがあったの~」って聞いてもらいますか。 人に話すとストレス発散できることもあるけれど、同…

アシストはエースのために、エースはアシストのために力を尽くすのです。

あなたは人前に立つのが好きですか。それとも、ひっそり目立たずにいたいですか。 チームを率いるエースか、エースを支えるアシストか。表舞台で光を浴びるスターと裏方で働くスタッフ。光と影。表と裏。どうやら、この世の中は2つに分けられるみたいです。…

町を活性化させるのは「楽しい想い出」

あなたは生まれ育った町が好きですか。生まれ育った町で暮らしたいとおもいますか。 故郷をでた人の中には、いつか故郷に戻りたいと言う人と、決して戻りたくないという人がいます。その違いはどこからうまれるのでしょうか。 柴田よしきさんの『ねこ町駅前…

ミステリ入門 推理力を鍛えるのに最適な本

あなたは、 ミステリ小説を読むとき、犯人は誰か、トリックの種は何かを推理しながら読んでいますか。真相が明かされた場面では、そうだったのか!!と驚くことが多いですか。それとも、やっぱりねフフンと笑うことが多いですか。 きょうは、推理力を鍛える…

秘密は、人を結びつける絆になるか

あなたには秘密がありますか。その秘密を知っている人はいますか。 他の人には言えないことを話せる相手がいることが救いであることは間違いありません。秘密を共有することで、より絆が深まるのでしょうか。 村山由佳さんの『嘘 Love Lies』 秀俊、美月、亮…

雨の日は、いっしょに泣きましょう

雨降りが続く季節ですが、あなたは雨がお好きですか。 雨の日をお天気が悪いと言われることも多いけれど、雨が降ると喜んだり、がぜん張り切って元気になる人もいます。 森川智喜さんの『なぜなら雨が降ったから』 大学生になった野崎は、1つ下の階にDetect…

家族だからカッコつけない、家族だから気を遣う

「家族だからカッコつけない」「家族だから気を遣う」 あなたには、どちらの言葉の方がしっくりきますか。 小野寺史宜さんの『太郎とさくら』 のんびり屋の太郎としっかり者の姉さくらは異父きょうだい。東京で働く太郎が地元に残ったさくらの結婚披露宴に出…

私たちは皆、ひとりひとりがユニーク♪

LGBTのプライド月間、最後にご紹介するのはこちら。 LGBTに限らず、最近の悩みごとの多くは、こうあるべきという規格ができたことによって生まれていると感じます。規格、基準、そういうものは、分かりやすく効率よく物事を進めるのに役立っているけれど、そ…

親から才能を受継いでも、夢は受け継がない

名スポーツ選手の子供が将来有望なスポーツ選手の卵と聞くと、やっぱりなぁ、うらやましいなぁって思いますよね。 才能の遺伝が科学的にキッチリ説明されていなくても、カエルの子はカエルの子と誰もが気がついています。でも当人にすると、そこに受け入れが…

生きている意味がなければ、自分でつくればいい

生きていると、何のために生きているのだろうかという疑問が湧いてくることがありますね。若くて、この先どう生きていこうかと考えているとき、そして中高年になって、これまでの生き方をふと振り返ったとき。 若いときの疑問は、毎日に追われているうちに忘…

相手を想う気持ちが「特別な縁」の始まりです

「ご縁がある」という言葉に心ひかれます。決して信心深いわけではないけれど、大いなるものの導きだったり、特別なものに引き寄せられたり、そうやって良い方向に進むきっかけがもたらされることを信じているのかもしれません。 畠中恵さんの『むすびつき』…

心に流れる音楽の中に「自分」が見つかります

あなたには、ふと気がついたら口ずさんでいる音楽がありますか。 それはあなたが好きな曲ですか。それとも、たまたま耳に残っている曲なのでしょうか。 瀧羽麻子さんの『ありえないほどうるさいオルゴール店』 運河のほとりにあるオルゴール専門店。そこでは…

家族のすれ違いの原因は、「家族像」の違いにありました

あなたは、年老いた親との同居をどうおもいますか。 育ててもらった恩を返すのは当たり前...かもしれないけれど、一度、家を出た後で、再び親と一緒に暮らすのは大変です。 中澤日菜子さんの『お父さんと伊藤さん』 ある日、彩が恋人と暮らすアパートに帰…

子供と大人をつなぐ架け橋は、誰が作るのか

子供と大人の違いって、何でしょうか。子供にしかできないこと、大人にしかできないこと、どこでそんな違いが生まれるのでしょうか。 小路幸也さんの『そこへ届くのは僕たちの声』 中学生のかほりの耳には、時折どこからともなく、優しくて温かい声が届きま…

受け入れる。それから考える。

あなたは、政治に関心がありますか。不況、不況と言われて久しいですが、どうしたら良いとおもいますか。 堺屋太一さんの『団塊の後 三度目の日本』 2026年、東京オリンピックの後に長期不況が続き、日本は危機的な状態にあります。そこに47歳の新総理…

涙が止まらないときにすること

悲しくて涙が止まらないとき、あなたはどうしますか。 どうしたら落ち込んでしまう気持ちをすくいあげることができるのでしょうか。 川村元気さんの『世界から猫が消えたなら』 余命宣告を受けて絶望している僕の前に、悪魔が現れ「この世界から何かを消す。…

自分らしくいれば、居心地の良いところに行きつく...かも

楽しい時間も、いつか終わるときが来ます。ちょうど、学校を卒業するように。終わるのはさみしいけれど、もっと楽しい時間に出会えるかもしれないと考えたら、ちょっとわくわくしてきます。 輪渡颯介さんの『別れの霊祠 溝猫長屋 祠之怪』 溝猫長屋のお騒が…

どうして殺人はいけないの?

「どうして殺人はいけないの?」と聞かれたら、あなたはどう答えますか。 子供の時に誰もが抱く疑問ですが、納得のいく答えをみつけられないうちにウヤムヤになって忘れてしまったような気がします。 西條奈加さんの『三途の川で落しもの』 少年12歳の叶人…

いま手元にある素晴らしいものを大事にしよう

あなたには、 誰かのことをうらやましいと思っていますか。 無いものねだりは良くないと頭では分かっていても、気持ちを止めるのは簡単ではありませんね。 岡崎琢磨さんの『春待ち雑貨店ぷらんたん』 北川巴瑠は、恋人からプロポーズを受けて悩みます。彼に…

「不運」があるから「幸運」に気がつけます

あなたは、自分の人生を愛していますか。 人生を楽しいことばかりで埋め尽くせたらいいけれど、そう上手くはいかなくて、悲しいこと、悔しいこと、いろんなことがありますね。 それでも、自分の人生が気に入っていると言えたら素晴らしいです。 森沢明夫さん…