Book In Life 迷子の本棚

読書で心を癒しましょう。テーマにあった本や映画の紹介と、その本や映画を通じて考えたことをアレコレ書いています。本に出てくるお料理の再現にも挑戦しています。

LGBT プライド月間に想う

先週この記事で紹介した映画『パレードへようこそ』のパレードは、「自分たちの性的指向や性自認にプライドを持とうとLGBTが立ち上がったプライドパレードが描かれています。 bookinlife.hatenablog.com LGBTのプライド月間とされる6月は、LGBT関連の作品を…

心に流れる音楽の中に「自分」が見つかります

あなたには、ふと気がついたら口ずさんでいる音楽がありますか。 それはあなたが好きな曲ですか。それとも、たまたま耳に残っている曲なのでしょうか。 瀧羽麻子さんの『ありえないほどうるさいオルゴール店』 運河のほとりにあるオルゴール専門店。そこでは…

家族のすれ違いの原因は、「家族像」の違いにありました

あなたは、年老いた親との同居をどうおもいますか。 育ててもらった恩を返すのは当たり前...かもしれないけれど、一度、家を出た後で、再び親と一緒に暮らすのは大変です。 中澤日菜子さんの『お父さんと伊藤さん』 ある日、彩が恋人と暮らすアパートに帰…

暑い日にピッタリ!「ストロベリーライフ」のきゅうりの挽き肉炒めをつくりました

こちらの記事で紹介した『ストロベリーライフ』に出てくるきゅうりの挽き肉炒めをつくりました。 bookinlife.hatenablog.com 農家のお母さんが、規格外とはじかれて残ったきゅうりをなんとかしようと考案したメニューとして出てきます。 肉そぼろにきゅうり…

理不尽には団結してあたれ!

あなたは「こんなのおかしいよ! 」って思ったとき、どうしていますか。 大きな声で抗議しますか。それとも泣き寝入り? きょうは、団結して闘う!をテーマにご紹介します。 畠中恵さんの『ちょちょら』 多々良木藩の間野新之介は、亡き兄の後を継いで江戸留…

子供と大人をつなぐ架け橋は、誰が作るのか

子供と大人の違いって、何でしょうか。子供にしかできないこと、大人にしかできないこと、どこでそんな違いが生まれるのでしょうか。 小路幸也さんの『そこへ届くのは僕たちの声』 中学生のかほりの耳には、時折どこからともなく、優しくて温かい声が届きま…

父親の育児は、母親とは違うのかな

間もなく、父の日ですね。あなたのお父さんの思い出にはどんなことがありますか。 きょうは、お父さんの育児をテーマにご紹介します。 川端裕人さんの『おとうさんといっしょ』 育児は半分ずつ。洋介は、職場復帰する妻に代わって育児休暇を取得します。精一…

テーマ別お勧めの本 (2019年5月)

読者の皆さま いつもブログを読んでくださって、ありがとうございます。記事にスターがつくと嬉しくて励みになります。ありがとうございます。 もう、今日で5月もおしまい。これまでなら、最終日まで本の紹介をするところですが、最近は新しい記事を書くの…

受け入れる。それから考える。

あなたは、政治に関心がありますか。不況、不況と言われて久しいですが、どうしたら良いとおもいますか。 堺屋太一さんの『団塊の後 三度目の日本』 2026年、東京オリンピックの後に長期不況が続き、日本は危機的な状態にあります。そこに47歳の新総理…

涙が止まらないときにすること

悲しくて涙が止まらないとき、あなたはどうしますか。 どうしたら落ち込んでしまう気持ちをすくいあげることができるのでしょうか。 川村元気さんの『世界から猫が消えたなら』 余命宣告を受けて絶望している僕の前に、悪魔が現れ「この世界から何かを消す。…

自分らしくいれば、居心地の良いところに行きつく...かも

楽しい時間も、いつか終わるときが来ます。ちょうど、学校を卒業するように。終わるのはさみしいけれど、もっと楽しい時間に出会えるかもしれないと考えたら、ちょっとわくわくしてきます。 輪渡颯介さんの『別れの霊祠 溝猫長屋 祠之怪』 溝猫長屋のお騒が…

子供と死は隣り合わせ

子供、大人、老人。この中でいちばん死が身近なのは誰だとおもいますか。 私たちは、おぎゃあと生まれて成長して、やがて年をとって死んでいきます。赤ちゃんや子供は生命にあふれていて、死とは縁遠いように、年を重ねることが死に近づいていくような気がす…

どうして殺人はいけないの?

「どうして殺人はいけないの?」と聞かれたら、あなたはどう答えますか。 子供の時に誰もが抱く疑問ですが、納得のいく答えをみつけられないうちにウヤムヤになって忘れてしまったような気がします。 西條奈加さんの『三途の川で落しもの』 少年12歳の叶人…

動物にも感情があるんです

あなたは、動物がお好きですか。映画などでは、ベテラン俳優さんも子供と動物には敵わないといわれますが、小説の世界ではどうでしょうか。 きょうは、動物をテーマにご紹介します。 近藤史恵さんの『シャルロットの憂鬱』 子供ができない真澄と浩輔の夫婦は…

料理男子がカッコイイ

あなたの周りには、料理が得意な男性はいますか。 昔は「男子厨房に入らず」なんて言葉を聞くことがありましたが、いつの時代にも、腕の良い男性料理人はいて、彼らのお店が大層繁盛していることを考えると、料理をしない男性の言いわけでしかなかったような…

未来に踏み出す前に、過去を振り返ってみる

改号があって、世間は新しい時代の始まりムードでいっぱいです。過去を振り返って未来を予測するTV番組、雑誌の特集を多く見かけます。一歩前に踏み出す前に、自分の立ち位置を確認しようというわけですね。 きょうは、 高校生に戻った気分で過去と未来を考…

不運は、何の言い訳にもなりません

令和になって、新しい時代の始まりを期待されている方も多いとおもいます。 昔は、新しい天皇の即位に限らず、天災の後など気持ちを新たにしたいときに元号をかえたそうです。平成は、戦争はなかったけれど、不景気がずっと身近にあり、大きな災害が続きまし…

いま手元にある素晴らしいものを大事にしよう

あなたには、 誰かのことをうらやましいと思っていますか。 無いものねだりは良くないと頭では分かっていても、気持ちを止めるのは簡単ではありませんね。 岡崎琢磨さんの『春待ち雑貨店ぷらんたん』 北川巴瑠は、恋人からプロポーズを受けて悩みます。彼に…

過去は忘れた頃に戻ってきます

考えても考えても、答えが分からなかったことが、後日、ふとした瞬間にひらめくことがありますね。頭の中に放り込まれた疑問は、答えがみつかるまで、無意識下で探し続けているようです。 きょうは、忘れていた過去が戻って来る話を紹介します。 大崎梢さん…

テーマ別お勧めの本 (2019年 4月)

読者の皆さま いつもブログを読んでくださって、ありがとうございます。 スターやブックマークをつけて頂けると、とても嬉しくて励みになります。 きょうは、4月のテーマの振り返りです。 4月は、前月、前々月に続いて、読書ペースが落ちて苦戦しております…

連休は「ハードボイルド」いかがでしょうか

読者の皆さま、連休はいかがお過ごしでしょうか。 人混みは苦手でお家で過ごす派の方も、せっかくのお休みには非日常を味わって、気分転換していただきたいです。 きょうは、軽く読めるハードボイルド小説をご紹介します。 小路幸也さんの『探偵ザンティピー…

暮らしやすい町は、自分たちの手でつくっていく

あなたが、今お住まいの町で暮らしているのはなぜですか。 生まれ育った町だったり、仕事の都合だったり、暮らし始める理由はひとそれぞれですが、誰もが住んでいる町に愛着を感じられたら素敵なことだとおもいます。 きょうは、ニュータウンをテーマにご紹…

「不運」があるから「幸運」に気がつけます

あなたは、自分の人生を愛していますか。 人生を楽しいことばかりで埋め尽くせたらいいけれど、そう上手くはいかなくて、悲しいこと、悔しいこと、いろんなことがありますね。 それでも、自分の人生が気に入っていると言えたら素晴らしいです。 森沢明夫さん…

悩みごとの答えは、自分の中にあります

あなたは、悩みごとがあるときに誰に相談しますか。良く知っている信頼できる人に相談したいというときもあれば、自分のことを知らない人に、こっそり相談したくなることもあります。真剣な悩みは、相談相手も良く選ばないといけませんね。 東野圭吾さんの『…

幽霊も、怪奇も、この世界の一部です

あなたは、幽霊にあったことがありますか。世の中には、本当に不思議なことがあるもので、怪奇現象なんて言われることもあります。 近藤史恵さんの『震える教室』 明治時代から続く由緒ある女子校に入った真矢は、小説家の母親を持つ花音と仲良くなります。…

あなたは、ひとりではない。

あなたは、本を読んでいて「自分のことが書いてある!」と驚いたことがありますか。 きょうは時間を超えて重なり合う物語をご紹介します。 小手鞠るいさんの『私の何をあなたは憶えているの』 不治の病でホスピスに入ることになった編集者の深沢洋治は、過去…

未来が輝くかどうかは自分次第、それが希望です

あなたは、未来が分からないことで不安を感じることがありますか。 あなたの未来はこうなるよって教えてもらえたら、気が楽になるとおもいますか。 梶尾真治さんの『この胸いっぱいの愛を』 羽田から飛行機で門司に向かった6人は、自分が1986年の門司に…

罪と向きあってこそ、明るい未来がやって来ます

もし、あなたが誰かが悪いことをしていることに気づいたら、どうしますか。そして、その悪いことをしているのが恋人だったら、親友だったら、自分の子供だったとしたら、そこで取る行動は変わりますか。 西條奈加さんの『無花果の実のなるころに』 中学生の…

高度経済成長もバブルも去った現代の生き方とは?

あなたは、 ご両親と話が合わないと感じることがありますか。分かって欲しいのに分かってもらえない、言葉をつくしても埋められない感覚のズレ。 世代ギャップは、味方と信じていた身近な人だからこそ、つらくなります。 朱野帰子さんの『真実への盗聴』 年…

母子の絆は、真か妄想か。

あなたにとって、お母さんはどんな存在ですか。最大の理解者で最強の味方でしょうか。それとも、あなたの足を引っ張る煙たい存在ですか。 大山淳子さんの『猫弁と魔女裁判』 猫弁こと百瀬太郎は、国際スパイの指定弁護人に選任されます。日本初のスパイ裁判…